G線上の猫 みんなのレビュー
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![G線上の猫 (ミリオンコミックス)](https://img.honto.jp/item/1/f8f7ef/75/110/02161640_1.jpg)
G線上の猫 (ミリオンコミックス)
2002/05/30 09:31
バイオリンを弾く通い猫
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:flow - この投稿者のレビュー一覧を見る
拾い癖のある篤志は、アパートの前で手に怪我をした見知らぬ少年を拾った。成川理也と名乗り、死んだ双子の弟の物だというバイオリンを持つ彼は、ときどき記憶がとぶのだという。そして自分がバイオリンを弾けるのは、自分の中にいる将来を嘱望されていたバイオリニストの弟が弾いているのだと。だが篤志が調べてみると、成川理也は著名な音楽家の一人息子だった。「弟」などはいなかったのだ。篤志の目の前でいきなり倒れる理也。意識が戻ってみると、それは先刻までの理也とは違う理也だった。篤志と二人の理也は惹かれ合うけれど…。
理也と理也にちょっかいを出す先輩・香坂との話『練習室』を挟んで、篤志が初めに出逢った一人称「俺」の生意気な理也がメインの話と、次に出逢った一人称「僕」の素直な理也がメインの話が収録されています。
所謂二重人格の話で、普通だったら絵だけではどっちの理也か判らないと思うのだけど、雰囲気とか表情とかで、微妙に判ります。
理也にやけに絡んでくる香坂先輩が登場して、次集が楽しみなんですけど、この第一集、あとがきによると足かけ四年かかっているそうなんです。次集まで、やっぱりそのくらいかかるのでしょうか…。
ボロボロこぼしながらご飯を食べる理也がかわいくて必見です。
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