“望田市郎”の電子書籍一覧
“望田市郎”に関連する電子書籍を35件掲載しています。1 ~ 30 件目をご紹介します。
- 税込価格:770円
- 出版社:余美太伊堂文庫
- 販売開始日:2022/04/07
- 江戸時代――「吉原」は幕府公認の色里。つまり、公認の売春街。男たちは、当然のように通った。「女郎」と呼ばれて働く女たちは、貧しさゆえに「身売り」を強いられた不幸な若い娘たちだった。万が一、病気で死ぬことになると、深夜、そっと運び出され、「無縁仏」として、三ノ輪の浄閑寺の穴に投げ込まれたなどなど、おもしろエピソードで江戸の色街を歩いてみませんか。そして、哀れな運命を背負ったひとりの女郎に起こったテレ...
- 税込価格:968円
- 出版社:余美太伊堂文庫
- 販売開始日:2020/11/18
- 母親に「寅」と名付けられた与謝蕪村は、義父に冷たくされ、幼くして寺に預けられた。そして、さまざまな苦難に翻弄されてゆく。
20歳になった蕪村は江戸に出て、夜半亭巴人(宋阿)に師事する。やがて商家の人妻と恋に落ちる。
あらくれといわれた若者蕪村は、のちに俳聖とうたわれるようになってゆく……。
- 税込価格:275円
- 出版社:余美太伊堂文庫
- 販売開始日:2020/09/18
- 「雪になる」は、O.ヘンリーの作品「最後の 一葉(原題:The Last Leaf)」にインスピレーションを受けて書きおろされました。書き下ろしたのは数々の時代小説を世に送り出してきた本庄慧一郎です。
「最後の 一葉」は1905年にニューヨーク・ワールド紙に掲載されました。1903年から1906年にかけて彼は毎週一編の作品を同紙に発表しており、生涯の中でも最も活発に創作活動を...
- 税込価格:968円
- 出版社:余美太伊堂文庫
- 販売開始日:2020/08/07
- 昭和時代に現役で走っていた蒸気機関車の写真と石川啄木が汽車や旅を詠った短歌。そしてエッセイが繰り広げる電子書籍の旅をお楽しみください。
- 税込価格:770円
- 出版社:余美太伊堂文庫
- 販売開始日:2020/06/10
- 江戸という時代に生きた若者たち。その熱い恋のてんまつは異なるが、「恋に殉じた姿」はみな美しい!
赤穂浪士・四十七士の美少年の恋を描く……「右衛門七 雪の永訣」。
幸せ知らずの花火師と若い女の一世一代の炎の花……「いのちの花火」。
外国人ボクサーと戦うことになった力士の恋の行方は……「土左衛門白星」の3編を収録。
- 税込価格:275円
- 出版社:余美太伊堂文庫
- 販売開始日:2020/06/10
- 幕末、強い力士で人気の土左衛門(つちざえもん)は、ある日、幼なじみのお信が洋妾(ラシャメン)になっていることを知った。
土左衛門はアメリカ人ペリーの屯所で「屈強なボクサーとの親善試合」と銘打った土俵に立つことになり、その取組で紅蓮の炎と化した。
その後、一人相撲で人気を得るが……。
- 税込価格:275円
- 出版社:余美太伊堂文庫
- 販売開始日:2020/06/10
- 病で両親をなくしたおあきは、貧しさの中、幼いきょうだいの面倒をみながら暮らしていた。
花火師の捨吉は、そんなおなきに寄り添い見守っていた。
ある日、おあきが御家人に弄ばれた。
捨吉はその御家人に一世一代の「花火」を仕掛ける!
- 税込価格:275円
- 出版社:余美太伊堂文庫
- 販売開始日:2020/06/10
- 「四十七士」の一人、矢頭右衛門七(やとうえもしち)17歳。
大石内蔵助の長男主税の次に若い浪士。その彼が、お波と恋におちたが……。
- 税込価格:616円
- 出版社:余美太伊堂文庫
- 販売開始日:2019/06/25
- 江戸の町の、光の届かない闇にうごめく人々がいる。
せっぱ詰まったそんな者たちの鬼気せまる物語を集めた江戸時代物短編集。
「時代もの」が「こんなにおもしろいの」といわれる官能サスペンス特集。
「大江戸えろちっくサスペンス」シリーズとして出版されている3タイトルを収録した短編集。
収録作品
乳房一揆<...
- 税込価格:275円
- 出版社:余美太伊堂文庫
- 販売開始日:2019/06/05
- 見捨てられた廃寺のばくち場。妖しいリンの青い火が燃える墓地。
そして、死人を棺桶に入れるためのおんぼろ小屋。
もうひとつ、この生臭い闇の底にうごめく怨念と情欲の炎があった――。
- 税込価格:275円
- 出版社:余美太伊堂文庫
- 販売開始日:2019/06/05
- 現世で追い詰められた相思相愛の男と女が乗り込んだ船。
これがこの世の名残りのお祭りと抱き合う二人に船体がきしみ揺れる。
二人の密かなやりとりはやがて、思いもかけない結末へと導かれる――。
- 税込価格:275円
- 出版社:余美太伊堂文庫
- 販売開始日:2019/06/05
- 骨が原という死刑場があった。
いま、一人の男が処刑されようとしていた。竹矢来の外にはワッと押し寄せたヤジ馬。
十字の柱の男――闇の奥にはこの死刑にされる男を救おうと、しぶうちわの面をつけ、なんと乳房をむき出しにした宿場女郎たちと、エモノを手にした屈強な男たちが息をひそめていた――。
- 税込価格:330円
- 出版社:余美太伊堂文庫
- 販売開始日:2018/08/16
- 進少年は、下宿している源太を実の兄とも思っている。
源太は動物園の飼育係で、「いずれ猛獣たちは殺されるかも……」と言った。それでなくても飼っていた大好きなウサギたちを婦人会のおばさんに「お国のために、兵隊さんたちの衣服に」と取り上げられた。
そして「金属非常回収実施」の回覧板が回ってきて、大切にしていたおもちゃの豆汽車も隣組子ども隊の上級生たちに持ち去ら...
- 税込価格:330円
- 出版社:余美太伊堂文庫
- 販売開始日:2018/08/16
- B級娯楽映画が専門の「大都映画」撮影所が、売れっこ監督の甥っ子勇一にとっては、遊び場になっていた。
「大東亜戦争」が始まって、軍人や兵隊が肩をいからせてカッポしていた。
そして在郷軍人(兵役キャリアのある者)も町では大いばりしていた。
出征兵士の留守を守るきく子をねらって、在郷軍人の鹿島権三郎が貴重品の缶詰や米を持ち込んで迫っ...
- 税込価格:1,100円
- 出版社:余美太伊堂文庫
- 販売開始日:2018/08/16
- 昭和10年代(1935年~)以後、日本は「戦争という濁流」に巻き込まれていく。
「進め一億火の玉だ」などの大号令で、生活のすべてが厳しく規制され指導された。
子どもたちも「小国民」とよばれて「軍事教育」をうけた。
しかし、子どもたちは飼い主のいない犬コロのように逞しく生き続けた。
そのまぶしい笑顔の物語集。
- 税込価格:330円
- 出版社:余美太伊堂文庫
- 販売開始日:2018/08/16
- 島本伝二、在間清正、中島市太郎は国民学校の六年生でいつも一緒だ。
ここ滝野川(現在の北区)は石神井川をはさんだ向こう側に陸軍の大工場施設があり、ふだんでも憲兵などが巡回している地域だ。
だから、各町会を取り締まる巡査なども口うるさいし、地域の町会長椎原作蔵も、どんなことにも肩いからせて大声で命令する。
三人組もう何度も鉄拳をくらった...
- 税込価格:330円
- 出版社:余美太伊堂文庫
- 販売開始日:2018/08/16
- 朝昼夕に食べるものが不足していた。
仲良し三人組は腹ペコトリオでもあった。お巡りさんに怒鳴られた。
そして町会のボスの勝間田剛造は、この辺一帯の地主でお巡りさん以上に威張っている。
三人組はヘンテコな替え歌を合唱していて、ビンタをくらった。
守と武は「勝間田に復讐する」といきまいた。リーダー格の市太郎は「やりす...
- 税込価格:330円
- 出版社:余美太伊堂文庫
- 販売開始日:2018/08/16
- 太平洋戦争が始まって3年、日本の敗色は濃くなるばかりだった。
仲のいいお隣の民子おばちゃんが故郷の北海道のスルメいかをくれた。
靴職人だったおじいちゃんが、健太のためにそのスルメいかで靴を作ってくれた。
健太は机の上に置いて正月に大事に履こうと思った。けれど猫のトラ吉が片方の靴をくわえて逃げ出した――。
健太と...
- 税込価格:1,320円
- 出版社:余美太伊堂文庫
- 販売開始日:2018/06/11
- 日本の芸能史上、初めて「アイドル」とよばれた美少女・明日待子(あしたまつこ)。
そして「ムーランルージュ新宿座」という小劇場のステージは、その明日待子とチャーミングな若い踊り子たちの魅力にきらめいていた。
さらに、芝居の脚本を書いていた作家たちは、1950年代に始まった民間放送のラジオ・テレビのメインスタッフとして大活躍した。
- 税込価格:275円
- 出版社:余美太伊堂文庫
- 販売開始日:2018/06/01
- 本庄慧一郎 書き下ろし短編小説「首くくりの峠」
峠越えの一本道をあたふたと急ぐ佐吉が、崖っぷちの樹の枝にぶら下がる若い女の哀れな姿を見た。なんと、自分が手にかけたおさわだった――。
やっと枝から下ろして地に横たえると、通りかかった山男がいきなりそのおさわの死体に抱きついた。佐吉は、山男を斬り、死体を窪地に埋めた。
その後、必死に追っ手を逃れる佐吉は、いくつ...
- 税込価格:275円
- 出版社:余美太伊堂文庫
- 販売開始日:2018/06/01
- 本庄慧一郎 書き下ろし短編小説「かんべんならねぇ」
仲むつまじい定吉、お浜の夫婦の楽しみは灯明の灯りを惜しんで消して、宵のうちからの暗闇で、枕をはねのけて抱き合うのが常だ。
しかしその夜は、強風に煽られた火事の貰い火で、長屋をあたふたと逃げ出した。
亭主の定吉は、なけなしの金で買い求めたお浜の着物などを背負いつづらに入れ担ぎ出した。が、宝物のかんざしを取り...
- 税込価格:770円
- 出版社:余美太伊堂文庫
- 販売開始日:2018/06/01
- 「江戸の闇」は、ご存じのようにさまざまな凶悪な盗賊らを生んだ。
だが、財宝や資産のないつましく暮らす一般の庶民は、盗賊など恐れる必要はなかった。
しかし、彼らは常に闇にひそむ「目には見えない摩訶不思議な霊力」なるものを恐れ、時には身をすくめていたようだ。
そしてもし、万が一にもその「不思議と怪奇の穴」に引きずり込まれることがあっても、当人たちは決して口外しなかったよう...
- 税込価格:275円
- 出版社:余美太伊堂文庫
- 販売開始日:2018/06/01
- 本庄慧一郎 書き下ろし短編小説「穴ぐら」
大店の若いおかみさんが、番頭と庭の蔵の闇の底でみだら遊びにうつつをぬかしていた。存分に楽しんでなに食わぬ顔で蔵を出た二人は、庭も台所の女中も……いや表の店の者たちも一変して見知らぬ者ばかりになっていて仰天する。
うろたえた二人は、なじみだった寺の墓守り老夫婦に会うが、どうやら、十年、十五年という歳月が経っているら...
- 税込価格:275円
- 出版社:余美太伊堂文庫
- 販売開始日:2018/06/01
- 本庄慧一郎 書き下ろし短編小説「蛇岩の霧が哭いた」
四人の男たちが江戸の豪商を襲って手にした黄金を、寒村の奥の丘に埋めた。
十年、素知らぬ顔で暮らした後に四人が集まって掘り出す――しかし、その日がきたが現れたのは、二人だった。
どういういきさつがあったのか、あとの二人は消されていたのだ。
繁次と金蔵は、黄金を埋めた甕のありかに胸おどらせて近づいて...
- 税込価格:1,320円
- 出版社:余美太伊堂文庫
- 販売開始日:2018/05/11
- 本書は、雑誌『東京人』に一九八七年から足かけ五年間にわたり、「とうきょうヒッチはい句」と題して掲載したコラムをまとめたものです。
前口上より──
「東京育ちということ」
江戸の時代から地方の男たちは「江戸」をめざして大挙してやって来た。「立身出生」を願い、「商売での自立」をめざして集まった。
現在も地方の農村・漁村の若者たちは続々と「東京」な...
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- 税込価格:613円
- 出版社:学研
- 販売開始日:2013/03/15
- 浪人・三隅志格と猫絵描きを生業にする丈七には裏の貌がある。それは庶民を泣かせる悪党を人知れず始末することだった。徒党を組んで狼藉を繰り返す旗本奴らを屠った三隅と丈七は、理不尽に町娘を毒牙にかける御家人崩れを冥府へ送るべく、剣を舞い閃かす!
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- 税込価格:613円
- 出版社:学研
- 販売開始日:2013/03/15
- 故なき冤罪で紀州藩を脱藩した浪人・三隅志格と那智丈七郎。そんな二人が邂逅したのは、同じく藩を出て夫の仇討ちを狙う女性だった。江戸の闇で蠢く、罪なき者を陥れる黒幕を焙り出した志格は、襲い掛かる凶刃を撥ね返し、悪党始末の剛剣を一閃させる!
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- 税込価格:623円
- 出版社:学研
- 販売開始日:2013/03/08
- 日本橋堺町の芝居小屋で奈落番として働く銀次。元侍だったが、百姓一揆に絡んで同僚を斬り出府。そんな銀次のもとへ、上州から江戸に逃れてきた兄妹が現れる。銀次は上田藩浪人・相良伝蔵の助力を得て、二人を狙う悪党を斬るが、その裏にはさらなる巨悪が…
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- 税込価格:623円
- 出版社:学研
- 販売開始日:2013/03/08
- 江戸堺町にある中村座の廻り舞台を操作する銀次は奈落番と呼ばれていたが、じつは歴とした美濃郡上藩の侍。郡上一揆で理不尽な役人たちと争い、脱藩に追いこめられたのだ。江戸に出た銀次は、か弱き庶民を助けるために裏の世界で生きることになったのだが…
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- 税込価格:613円
- 出版社:学研
- 販売開始日:2013/02/21
- 流人暮らし十二年で江戸へ戻り、闇の始末人となった絵師の英一蝶。師走の大川で溺れる子を助けるが、その子は汚職疑惑でもめる銀座役所重役の妾の子だった。父子を亡き者にしようと襲いくる不逞の輩に、一蝶とその仲間たちが立ち向かったのだが…。
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