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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2001/09/21
  • 出版社: 角川書店
  • レーベル: 角川文庫
  • サイズ:15cm/262p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-04-359901-3
文庫

紙の本

冷静と情熱のあいだ Blu (角川文庫)

著者 辻 仁成 (著)

かつて恋人同士だった男女。恋人時代に交わしたたわいもない約束。本当に、その日、その場所に相手は来るのだろうか……男の視点を辻仁成、女の視点を江國香織が描く、究極の恋愛小説...

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冷静と情熱のあいだ Blu (角川文庫)

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商品説明

かつて恋人同士だった男女。恋人時代に交わしたたわいもない約束。本当に、その日、その場所に相手は来るのだろうか……男の視点を辻仁成、女の視点を江國香織が描く、究極の恋愛小説。【商品解説】

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みんなのレビュー504件

みんなの評価3.9

評価内訳

紙の本

冷静と情熱のあいだにあるものは

2008/08/26 23:52

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:サムシングブルー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 『冷静と情熱のあいだBlu』は順正の物語です。Rossoのあおいの物語を先に読みました。Bluを読んでいて、いろいろな場面でRossoのあおいが思い浮かびます。物語は第1章から第13章にわたって成城大学で知り合った順正とあおいの10年間の恋愛が描かれています。Rossoは雨に包まれたミラノが、Bluは光が降り注ぐフィレンチェが舞台です。この2つの小説が交互に連載されたものを読んでみたかった。本をめくるとき、どんなに胸がときめいたことでしょう。Rossoの順正は身勝手な青年で好きになれませんでした。Bluの順正は私の胸にしっかり抱き、あたまを撫でてやりたいほどにいじらしい青年です。順正にとってあおいはラッファエッロが描く聖母のようであり、あおいにとって順正は私のすべてでした。しかし、二人は別れ、再び2000年5月25日フィレンツェのドゥオモで再会します。最終章『新しい百年』で二人の愛の結末が書かれています。しかし、私はそれより、第1章の「人はどうして出会ってしまうのだろう」「忘れようとすればするほど人は忘れられなくなる動物である」「人間には必ず、別れなければならない時がある」のことばに胸を打たれました。愛は孤独です。
 辻仁成さんのあとがきに江國香織さんとの連載小説は「文通のような連載であった」と書かれています。『冷静と情熱のあいだ』にあるものは、辻仁成さんと江國香織さんの読者に対する熱い想いでした。

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紙の本

男の気持ち

2002/05/23 02:35

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ラフ - この投稿者のレビュー一覧を見る

芽実という恋人がいながらいつも別れたあおいのことを
心の中で思い続ける順正。
順正は変わっていると芽実は言うが、僕もそう思う。
細やかな神経をフルに使う美術品の修正の仕事をする
反面すぐに切れてしまう。
読んでいて冷や冷やさせられる。
それでも最後はあおいと再会して8年の空白を埋めて
しまうんだよね。
結局順正のいらだちはあおいが原因だったのではと思う。
だから彼は冷静さを失っていた。
あおいとの再会で情熱を取り戻したんだ、きっと。

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紙の本

江國さんの同タイトルとの伏線はお見事。

2016/06/22 23:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:怜子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

辻仁成さんが書く順正目線での物語。そして江國さんが書くあおい目線での物語。私はこちらを先に読み、年月を置いてから江國さん側を読みました。当然ながら同ストーリーですが男女の目線感性の違いを頭に浮かぶフィレンツェの情景と共に楽しめました。

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紙の本

契約と運命のあいだ。

2004/09/10 15:05

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:川内イオ - この投稿者のレビュー一覧を見る

「約束」という言葉には、
「相手に対し互いに取り決めを行うこと」
というごく一般的な意味の他に、もうひとつ意味がある。
それは、「かねてから定まっている運命」。


『冷静と情熱のあいだ』には、忘れられない人と交わした、
心を縛って自由になることを許さない、そして唯一
未来への希望となるひとつの「約束」が描かれている。

著名な画家を祖父に持ち、自らも絵描きを志す男。
イタリア・ミラノからの帰国子女の女。
20歳のふたりは必然的に出会い、
数え切れないほどの幸福な夜をともに過ごす。
しかし、若過ぎるふたりの愛は、その愛の
結晶の喪失によって破局を迎える。

イタリア・フィレンツェで絵画の修復士を目指す男。
イタリア・ミラノでアメリカ人の恋人と同棲する女。
別れから5年が経ち、ふたりは交錯することのない
まったく別々の道を歩んでいた。
しかし、離れたふたりの心は、
ひとつの約束で繋ぎ止められていた。

女の22歳の誕生日の夜に交わした他愛のない口約束。

男は、女の言葉を胸に刻み、過去への決別と
明日への希望という、相反する思いを抱きながら
ひとり約束の日、約束の場所に足を運ぶ。


この物語に描かれている男は、溢れ出る想いを
抑えることができず翻弄され続ける。
別れた女への想いを何年も引きずり、
今目の前にいる自分を愛する女に
その女の影を重ねる男の様は、滑稽ですらある。

しかし、私は思う。

愛し過ぎて、愛され過ぎて、それが苦しく耐え難い。
そんなふたりが迎える道は、
「別れ」しかないのかもしれない。
しかし、生きてゆく上で、それほど誰かを愛し、
愛されることなどどれだけあるというのだろうか。

人は生きているうちにどれだけ約束を交わすのだろう。
そしてその約束のどれだけが果たされるのだろう。

交わした約束が「守るべき契約」か「従うべき運命」か、
なんてどうせ誰にもわからない。
でも、もしその約束へ抱く想いの強さで
契約が運命に姿を変えるのなら、私は強く想おう。
そして、明日にでも大切な人と約束を交わそう。

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紙の本

男性の気持ちも複雑だ

2001/10/30 11:23

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はなきち - この投稿者のレビュー一覧を見る

 実は辻仁成さんの著作を読むのは、これが初めての私。江國香織さんと「ひとつの恋を男女の視点から別々に描く」というこの企画がなければ、きっと読まなかったであろう作家の一人だった。
 順正に感情移入するのは、女性としては難しいかもしれない。あおいと順正が別れた時、誤解とすれ違いのせいが多々あったとしても、決定的な台詞を口にしたのは順正で、別れを望んだのも順正のはず。なのに、順正はあおいの事を忘れられず、いつまでも彼女との記憶を持ち歩いている。絵の修復をしている時も、現在の恋人と抱き合っている時も、絶望の底にいる時も。未練と表現するにはあまりにも大きい存在で。
 二人の間にあった誤解を知った順正が手紙を書くくだりは、終わってしまった恋に対して、ちょっとずるいと感じたが、それも彼にとっては必要な事だった。そして順正は二十歳の時に交わした二人の約束に向かって生き始める。あおいという過去を未来にするため。
 あおいの相手が順正だからこそ、この恋は成り立ったのだと、「Rosso」「Blu」の両方を読んで思った。

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紙の本

Rossoとセットで

2024/03/23 12:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る

分冊ということを知らずにRossoを先に読んでしまったが、レビューを見ると同じ事をした人が多いのが面白い。
このテーマなら辻仁成より、江國かおりの方がしっくりくるからか。
作中で二人の視点というのはよくあるが、本当に二人の人で書いてしまうというのが面白い。
ただ、同時に両方の視点を持つのは、私の記憶力では難しい。

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紙の本

あおいと順正の物語(順正編)です

2023/02/11 18:53

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る

映画がブームになった後、小説を読みました(映画は見ていません)。
「冷静と情熱のあいだ」を思い出すとき、なぜか葉加瀬太郎の「情熱大陸」が頭の中で流れます。
BluとRossoを交互に読むのがおススメ。

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紙の本

どうしても比べてしまう

2002/05/25 19:42

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:天鳥 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 江國香織氏によるRedに比べるとどうしても感情移入しにくい。私が女性で主人公が男性であるから…ではないだろう。ただ、主人公の男性側の“理由”はよくわかったし、映画では無茶苦茶なキャラクターになってしまっていた芽実の持つ哀しさはよく伝わってきた。

 Redが気に入ったなら同質のものを求めて読むと期待はずれになるかもしれない。

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紙の本

ある意味空回りする情熱

2001/11/16 11:46

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:naka-m - この投稿者のレビュー一覧を見る

 どうしてもこの主人公の順正に感情移入出来ないまま読了。自分の読解力がないか作者の心理描写が下手かどっちかだろう。
 どうして見当違いに高梨を殴るのかも、どうしてその後高梨と再会した時あんな態度を取るのかも、どうして先生があんなことになったのかも、どうしてその程度の社会復帰で自分が許されたような気分になれるのかも、どうしてあんなに自分のことを思ってくれる芽実をうっちゃってまで、「あおいとの約束」への思いが高まっていくのかも。
 そう。「赤」であおいを通して語られるほど、「青」に登場する順正は立派な人間ではない。結末がそこまでの話の流れで自然に作られたものであれば、「赤」だけだともうひとつ伝わって来ない。あおいの取った行動の意図が理解出来るものだけに逆に順正の取った行動の意図が理解出来ない。そういうダメダメな男(或いはドラマチックな展開と現実とのギャップ)を描きたかったというのであれば、それはそれで成功なのだろうけれど。

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紙の本

2001/09/30朝刊

2001/10/04 22:17

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:日本経済新聞 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 一つの恋愛を男女それぞれの視点からつづった二編。人気作家の二人が交互に連載した作品を別々にまとめた。二十歳の時、順正とあおいは、フィレンツェのドゥオモ(大聖堂)に十年後の五月、二人で登ろうと約束する。かつて交わした約束は心から離れない。忘れ得ぬ愛への情感の高まりがイタリアの青い空の下、描かれる。
(C) 日本経済新聞社 1997-2001

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2001/10/11 16:59

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2004/09/28 16:12

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2004/09/29 07:11

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2004/10/01 12:30

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2004/10/03 08:18

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