骨を喰む真珠
著者 北沢陶(著者)
「僕はこの家から逃げられへん身にさせられてしもうた」大正十四年、大阪。病弱だが勝ち気な女性記者・苑子は、担当する身上相談欄への奇妙な投書を受け取る。大手製薬会社・丹邨製薬...
骨を喰む真珠
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商品説明
「僕はこの家から逃げられへん身にさせられてしもうた」大正十四年、大阪。病弱だが勝ち気な女性記者・苑子は、担当する身上相談欄への奇妙な投書を受け取る。大手製薬会社・丹邨製薬の社長令息からの手紙であり、不審を覚えた苑子は、身分を偽り丹邨家に潜入することに。調査を進めるうち、その異様さが明らかになっていく。苑子を苦しめていた咳をただちに止める、真珠のような丸薬。一家の不可解な振る舞い。丸薬を怪しんだ苑子は、薬の成分分析を漢方医に頼む。返ってきた結果には、漢方医も知らない「骨」が含まれていた――。もう逃げられない。気付いてからが、本当の地獄の始まりだった。「丹邨家に巣くう災厄をあなたが払えることを祈ります」
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