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紙の本
優しくて辛くて
2001/01/20 08:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Kyowya - この投稿者のレビュー一覧を見る
捨て猫だったトラジマのミーくん。拾ってくれたご主人様やその家族、色んな仲間との出会いと別れ。
猫が好き、猫バカという人は、一人きりで読んだほうがいいでしょう。誰かに泣き顔を見られたくなければ。優しいから、寂しくて辛くなってしまう本です。
紙の本
あまりにも悲しい話
2001/02/02 20:19
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にむまむ - この投稿者のレビュー一覧を見る
やっと文庫化されてよかったです。
作品としてはハッピーエンドでなく、もの悲しく終わる。絵のかわいさがより作品に味を出している。ミーくんは人との出遭いをくぐって行くうちに、著者の思い入れが浮き出てくるし、読んでいて感情移入してしまっている。けして楽しい面だけでなく寂しささえも猫を借りて描いており、最近の人間関係の薄れて行くなかで、あったかい気持ちになれたり、悲しさが身にしみたりする秀作でした。