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- カテゴリ:一般
- 発売日:2014/04/08
- 出版社: 笠間書院
- サイズ:21cm/127p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-305-70731-4
紙の本
越中万葉を楽しむ 越中万葉かるた100首と遊び方 (高岡市万葉歴史館論集)
「万葉集」の中から越中関連歌百首を選び、かるた形式にした「越中万葉かるた」を、村閑歩の絵、近藤芳竹の書とともに紹介し、現代語訳、解説を付す。越中万葉かるた大会とその遊び方...
越中万葉を楽しむ 越中万葉かるた100首と遊び方 (高岡市万葉歴史館論集)
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商品説明
「万葉集」の中から越中関連歌百首を選び、かるた形式にした「越中万葉かるた」を、村閑歩の絵、近藤芳竹の書とともに紹介し、現代語訳、解説を付す。越中万葉かるた大会とその遊び方なども掲載。【「TRC MARC」の商品解説】
越中ゆかりの万葉歌をたずねるすべての人へ。
「越中万葉」とは、『万葉集』編纂に大きく関わった大伴家持が、越中守に任ぜられ、いまの高岡市伏木にあった国庁に赴任し、越中国で詠んだ歌々を中心とした三三〇首を称するもの。本書は、『万葉集』の中から越中関連歌百首を選び小倉百人一首のようにかるた形式にした「越中万葉かるた」を、村閑歩氏の絵と、近藤芳竹氏の書とともにわかりやすく紹介したものです。
また、「越中万葉かるた」の世界をわかりやすく紹介するべく、かるた大会のことや遊び方も紹介。その他、高岡市万葉歴史館蔵の万葉かるた10種を紹介。
ルビを多く振り、立体的に歌の世界をイメージできるように試みました。執筆は、坂本信幸、新谷秀夫、関隆司、田中夏陽子、井ノ口史、垣見修司。
■大伴家持(おおとものやかもち)
養老2年(718)に生まれた奈良時代の貴族・歌人。大伴氏は大和朝廷以来の武門の家柄であり、祖父安麻呂・父旅人とともに律令制度下の高級官吏として活躍した。奈良時代後期の政争を生き延びた家持は、延暦年間には従三位中納言まで昇った。それとともに、『万葉集』の編纂に関わる人物として古代和歌の世界においても大きな足跡を残している。
天平18年(746)に越中守となった家持は、5年間の赴任期間中に、越中の自然と風土の素晴らしさを223首もの歌に残した。この家持の歌を中心とした337首を「越中万葉」と呼びならわしている。【商品解説】
目次
- 刊行にあたって(高岡市万葉歴史館館長・坂本信幸)
- 越中万葉かるた全百首●解説●
- ○万葉集豆知識〜お読みになる前に〜
- 1 大野路は 繁道茂路 茂くとも 君し通はば 道は広けむ
- 2 渋谿の 二上山に 鷲そ子産むといふ 翳にも 君がみために 鷲そ子産むといふ
- 3 秋の田の 穂向見がてり わが背子が ふさ手折り来る をみなへしかも
- 4 をみなへし 咲きたる野辺を 行きめぐり 君を思ひ出 たもとほり来ぬ
- 5 秋の夜は 暁寒し 白たへの 妹が衣手 着むよしもがも
- 6 ほととぎす 鳴きて過ぎにし 岡辺から 秋風吹きぬ よしもあらなくに
著者紹介
坂本 信幸
- 略歴
- 〈坂本信幸〉高岡市万葉歴史館館長。
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