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- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/12/09
- 出版社: 笠間書院
- サイズ:19cm/271p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-305-70824-3
紙の本
日本人はなぜ、五七五七七の歌を愛してきたのか
著者 錦 仁 (編),和歌文学会 (監修),浅見 和彦 (ほか執筆)
「万葉集」から今日まで約1300年、日本人は31文字の歌を止めようとしない。この短い表現形式を愛して止まないのはなぜか。歴史を生き抜く歌の時間軸を太く高い柱として、その折...
日本人はなぜ、五七五七七の歌を愛してきたのか
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商品説明
「万葉集」から今日まで約1300年、日本人は31文字の歌を止めようとしない。この短い表現形式を愛して止まないのはなぜか。歴史を生き抜く歌の時間軸を太く高い柱として、その折々に生起した和歌のありようを解き明かす。【「TRC MARC」の商品解説】
『万葉集』から今日まで約一三〇〇年、日本人は三一文字の歌を止めようとしない。この短い表現形式を愛して止まないのはなぜか。
もっともっとみんなで歌について語り合うために、知っておきたいことを「和歌はどう日本を作ってきたのか」「和歌の伝統はどう創られてきたのか」「和歌の広がりをどう見ていくのか」「短歌を詠んで生きるとは」という全4章で案内する。私たちのまだ知り得ないものが、歌にはたくさん隠されてる! 執筆は、浅見和彦/宇津木言行/奥村晃作/佐藤通雅/島内景二/田宮朋子/中村 文/錦 仁/原田信男/平野多恵/松坂 弘/松本郁代/渡部泰明/渡邉裕美子。和歌文学会監修。
【和歌はこの国において、いかなる役割を果たしてきたのか。優美な和歌の陰に、私たちのまだ知り得ないものが隠れているのではないか。飽くなき追究が必要であろう。和歌=優美、という見方に固執して終わるなら、あまりに一面的すぎる。
多くの人々と歌について語り合う広場をつくりたい。古典の和歌はもとより、現代歌人の短歌をもっと読んでみたい。歴史ある共有文化である歌がさらに発展し、未来へ継承されてゆくだろう。】…あとがきより【商品解説】
目次
- はじめに―本書を手にする方へ
- 歌は時代を超えて/構成と内容
- 第1章●和歌はどう日本を作ってきたのか
- [和歌は、神世の昔に始まるという。かたちはそのままに短歌として今に続く。歴史を超えて生き続ける和歌によって、どのような国を作り上げようとしたのか。]
- 1 後鳥羽院の野心―和歌の帝国▼渡邉裕美子
- 京都白川の今昔/後鳥羽院の最勝四天王院/最勝四天王院の完成まで/歌と名所絵/最勝四天王院の内部空間/歌の役割/野心の結末
- 2 歌枕と名所―和歌に包まれた国▼錦 仁
著者紹介
錦 仁
- 略歴
- 〈錦仁〉1947年山形県生まれ。東北大学大学院博士課程中退。博士(文学)。新潟大学名誉教授。著書に「中世和歌の研究」「浮遊する小野小町」など。
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