- 販売開始日: 2023/04/21
- 出版社: 東洋経済新報社
- ISBN:978-4-492-31549-1
資本主義の次に来る世界
著者 ジェイソン・ヒッケル , 野中香方子
「少ないほうが豊か」である!「アニミズム対二元論」というかつてない視点で文明を読み解き、成長を必要としない次なる社会を描く希望の書!ケイト・ラワース(『ドーナツ経済学が世...
資本主義の次に来る世界
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商品説明
「少ないほうが豊か」である!
「アニミズム対二元論」というかつてない視点で文明を読み解き、
成長を必要としない次なる社会を描く希望の書!
ケイト・ラワース(『ドーナツ経済学が世界を救う』著者)、
ダニー・ドーリング(『Slowdown 減速する素晴らしき世界』著者)ほか、
世界の知識人が大絶賛!
デカルトの二元論は「人間」と「自然」を分離した。
そして資本主義により、自然や身体は「外部化」され、
「ニーズ」や「欲求」が人為的に創出されるようになった。
資本主義の成長志向のシステムは、人間のニーズを満たすのではなく、
「満たさないようにすること」が目的なのだ。
それでは、人類や地球に不幸と破滅をもたらさない、
「成長に依存しない次なるシステム」とは何か?
経済人類学者が描く、かつてない文明論と未来論。
本書が語るのは破滅ではない。語りたいのは希望だ。
どうすれば、支配と採取を軸とする経済から生物界との
互恵に根差した経済へ移行できるかを語ろう。
(「はじめに 人新世と資本主義」より)
目次
- はじめに 人新世と資本主義
- 第1部 多いほうが貧しい
- 第1章 資本主義――その血塗られた創造の物語
- 第2章 ジャガノート(圧倒的破壊力)の台頭
- 第3章 テクノロジーはわたしたちを救うか?
- 第2部 少ないほうが豊か
- 第4章 良い人生に必要なものとは何か
- 第5章 ポスト資本主義への道
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資本主義の行き詰まり見えた後の世界
2024/06/11 07:04
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:チップ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「成長」し続けないと破綻する「資本主義」というシステムの限界が庶民にも感じられる事が増えた
そうはいいながらも資本主義の次の世界の形は全く見えない
著者のいうような世界が来るかは不明だが、今よりも「自然」に敬愛を持つ世界が来るのは間違いないような気がする