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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/01/11
- 出版社: 農山漁村文化協会
- サイズ:26cm/8,171p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-540-22123-1
読割 50
紙の本
知って楽しむハチ暮らし入門 刺されない方法、安全な駆除、無農薬畑での飼い方
著者 安藤 竜二 (著)
ハチの多くは実は温厚で、恐れなくていいハチたちがほとんど。蜜ろうキャンドルを製造する著者が、ハチと共生する「ハチ暮らし」の1年を紹介するとともに、ハチの種類ごとにその生態...
知って楽しむハチ暮らし入門 刺されない方法、安全な駆除、無農薬畑での飼い方
知って楽しむ ハチ暮らし入門
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商品説明
ハチの多くは実は温厚で、恐れなくていいハチたちがほとんど。蜜ろうキャンドルを製造する著者が、ハチと共生する「ハチ暮らし」の1年を紹介するとともに、ハチの種類ごとにその生態と付き合い方を解説する。【「TRC MARC」の商品解説】
「ハチは刺すから怖い、見つけたらすぐ駆除!」と思っていませんか?著者は祖父の代から養蜂業を営む家に育ち、18歳からはじめた地域のハチ駆除歴は40年でのべ1500巣以上。アシナガバチをレスキューし、無農薬畑のイモムシ駆除の益虫として移住させた数は5年間で140群以上にもなります。また「巣は駆除しなくてもいい時季がある」「刺されやすい動きと服装がある」など、約30種のハチにまつわる知恵を満載。ハチの生態を知り尽くし、ハチをこよなく愛する著者による、目からウロコの「ハチとの付き合い方」を紹介します。
・アシナガバチは、巣を無農薬畑に移住させて、イモムシ駆除の益虫として役立ってもらう。移設巣箱を手作りする方法も伝授!
・畑への移設巣箱の作り方、軒先に巣を作った時の捕獲方法など、写真付きで手順を紹介
・ハチミツ搾り、ハチのおうち作りなど、子供と楽しめるハチワークショップを提案
【目次】
カラー口絵:本書に登場するハチたち/ハチ暮らしMAP/安藤さんのハチ暮らしの一年
■1章 ハチと共生する、私の楽しい「ハチ暮らし」
私の生い立ち—養蜂家族の元に生まれて/狩りバチの研究者、松浦誠先生との出会い/ハチで生計を立てる、私の生活
■2章 知っておきたい!ハチの生態
刺すのはメスバチだけ/攻撃的なハチと、温厚なハチがいる/活動と攻撃の最盛期がある/種類別:ハチの巣の姿、作られやすい場所と餌/刺されやすい動き、服装がある/刺された時の対処を知っておく/かわいそうな利用例「使い捨てミツバチ」/農薬で世界にハチがいなくなる!?
■3章 アシナガバチ
私がアシナガバチを愛する理由/アシナガバチの1年/誤解されている攻撃力/共生のための対策/駆除作業は夜、必須の道具と共に/アシナガバチ畑移住プロジェクトの始まり/アシナガバチを益虫として復権させる/移設巣箱を作る/移住の実際/働きバチが生まれた群れの移住/巣箱を使わない簡単な移住のさせ方/越冬パイプで移住させる/アシナガバチ〝ビジネス〟の未来
■4章 スズメバチ
スズメバチとの共生はできるの?/スズメバチの1年/攻撃力のピークは9月/刺されないためにできること/巣を作らせない対策/駆除に必須の道具/場所別・駆除方法の実際/種類別・駆除方法の実際/スズメバチトラップのこと/スズメバチを畑に移住させることは可能?
■5章 ミツバチ
悲劇の益虫/セイヨウミツバチとニホンミツバチの習性の違い/セイヨウミツバチを飼うなら/ニホンミツバチを飼うなら/巣箱の作り方/コラム:蜜ろうを楽しむ/捕獲までの流れ/営巣群の捕獲は難しい/捕獲の実際/ニホンミツバチの営巣群の捕獲
■6章 クマバチ、マルハナバチ、ドロバチ
クマバチ/マルハナバチ/ドロバチ/「ハチパイプ」にやってくるハチ①イモムシを狩る、②バッタを狩る、③花粉交配する、④寄生する/子供たちと楽しむ「ハチのおうち作り」ワークショップ【商品解説】
目次
- ■1章 ハチと共生する、私の楽しい「ハチ暮らし」
- ■2章 知っておきたい! ハチの生態
- ■3章 アシナガバチ
- ■4章 スズメバチ
- ■5章 ミツバチ
- ■6章 クマバチ、マルハナバチ、ドロバチ
著者紹介
安藤 竜二
- 略歴
- 〈安藤竜二〉ハチ蜜の森キャンドル代表。(公社)国土緑化推進機構認定「森の名手・名人」。山形県養蜂協会監事。「アシナガバチ畑移住プロジェクト」主宰。著書に「手作りを楽しむ蜜ろう入門」など。
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紙の本
ハチと共生するための知恵と工夫
2023/02/23 15:33
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:本の虫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書はハチとの共生という、少し変わったテーマを掲げている。
ミツバチはもちろん、危険生物とされるスズメバチやアシナガバチとも「共生」できるという。
スズメバチやアシナガバチといった危険なハチもも畑の害虫を駆除してくれる大切な存在であり、むやみに排除することは人にとっても良くないと著者は説いている。
本書の大半はこれらのハチがどんな生態を持っているか、どんなところに巣を作るか、どうしたら刺されないか、どうしたら駆除せずに共存できるか、どんなふうに有効利用できるかといったことについて割かれている。。さらに、やむを得ず駆除する場合にはどうしたらよいかまで詳細に解説されている。
非常に勉強になることばかりだった。もし自分の家にハチが巣を作ったらこの本に書いていた内容を試してみたいと思う。