京都寺町三条のホームズ : 21 メランコリックな異邦人
著者 望月麻衣(著)
夏の暑さも和らぎ出した9月1日。夏休み中の葵が、いつものように清貴と二人で『蔵』の店番をしていると、ジウ・イーリンが訪ねてきた。10月から京都の大学院の修士課程に通うとい...
京都寺町三条のホームズ : 21 メランコリックな異邦人
商品説明
夏の暑さも和らぎ出した9月1日。夏休み中の葵が、いつものように清貴と二人で『蔵』の店番をしていると、ジウ・イーリンが訪ねてきた。10月から京都の大学院の修士課程に通うというイーリンは、“葵のことをもっと知る”ために、『蔵』でバイトをすることになった。父・イーフェイからある“宿題”を出されていたイーリンだが、『蔵』でのバイトの日々を通して、自らの出生の秘密にたどり着くことになる――人気シリーズ、第21弾!
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イーリンの家族話
2024/11/05 22:51
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投稿者:りら - この投稿者のレビュー一覧を見る
京都に留学してきたイーリン。
これまでちょっとイキったイメージだったが、家族の中で孤立してきて自分を認めて欲しいっていう気持ちから、あんな風に振る舞っていたのだなと腑に落ちる生い立ちだとわかった。
その複雑な家族関係にまつわる謎をホームズさんが解いていくという回。
葵ちゃんが一番年下のはずが、どんどん腹が据わってくる。
このシリーズってお母さんキャラが存在感薄いからか、その役割になってきているのでしょうか。
でも、自分の学業、将来のこと、バイト、結婚といろいろある中で、こういう周囲を取り巻く人たちとの関係も築きながら生きていくってすごく密度濃いなって羨ましい。
やりたいことはみんなやって欲しいと思う。