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紙の本
明治維新と〈公議〉 議会・多数決・一致
著者 伊故海 貴則 (著)
近代の議会制度が導入された地域社会のなかで「公議」概念はどのように変容し、制度として定着していったのか。静岡県各地の事例を調査・検討し、〈合意形成のあり方の変容〉を切り口...
明治維新と〈公議〉 議会・多数決・一致
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商品説明
近代の議会制度が導入された地域社会のなかで「公議」概念はどのように変容し、制度として定着していったのか。静岡県各地の事例を調査・検討し、〈合意形成のあり方の変容〉を切り口にその実態に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】
明治維新という社会変革を画期として、政治的な合意システムが「全会一致」から一人一票の「多数決」へと移行していく。近代の議会制度が導入された地域社会のなかで「公議」概念はどのように変容し、制度として定着していったのか。静岡県各地の事例を丹念に調査・検討し、〈合意形成のあり方の変容〉という切り口からその実態に迫る注目の一冊。【商品解説】
目次
- 序章 本書の視角と課題
- 一 近代社会と議会の関係
- 二 本書における「多数決」の含意
- 三 「公議」研究の展開
- 四 「公議」研究の諸課題
- 五 本書の構成
- 第一部 地方行政権力の成立と制度化される「公議」
- 第一章 領主権力の解体と広域の「公議」
- はじめに
- 一 藩集会の前提
著者紹介
伊故海 貴則
- 略歴
- 〈伊故海貴則〉静岡県生まれ。立命館大学大学院文学研究科博士後期課程修了。同大学衣笠総合研究機構専門研究員。博士(文学)。
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