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商品説明
幕藩体制下に江戸店を構えた京都・近江などの呉服問屋は、今日まで継続して商売を続ける礎をどのように築いたのか。大丸、美濃屋、西川家などの膨大な史料から家訓・店則や経営内容等を分析し、呉服問屋経営の実態を解明する。【「TRC MARC」の商品解説】
幕藩体制下に京都・越後・近江など各地で商売を起こして江戸店を構えた呉服問屋は、いかなる経営を行い、今日に至るまで継続して商売を続ける礎を築いていったのか。大丸・美濃屋・加賀屋・柏屋・森屋・西川家などの江戸店に着目し、残された膨大な史料や帳簿類からそれぞれの家訓・店則や経営内容などを分析して、呉服問屋経営の実態を解明する。【商品解説】
目次
- 第Ⅰ部 大丸屋の経営と買宿蕪木八郎右衛門
- 第一章 幕末期の大丸屋の経営
- 第二章 美濃屋忠右衛門店の経営
- 第三章 越後縮問屋加賀屋八郎右衛門家の経営の展開と為替取引
- 第Ⅱ部 柏屋孫左衛門店の経営
- 第一章 元禄〜寛政期の江戸呉服木綿問屋柏屋孫左衛門店の経営構造
- 第二章 近世後期の江戸呉服木綿問屋柏屋孫左衛門店の経営
- 第三章 元禄期の為替取引
- 第四章 江戸紙問屋松坂屋の経営
- 第五章 江戸呉服木綿問屋柏屋孫左衛門家京都店の経営
著者紹介
賀川 隆行
- 略歴
- 〈賀川隆行〉1947年福井県生まれ。一橋大学大学院博士課程単位取得退学。大阪大学大学院経済学研究科教授などを経て、公益財団法人三井文庫特任研究員。著書に「江戸幕府御用金の研究」など。
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