「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
伸びることうれしき春の蚯蚓かな 檻罠のどおんどおんと十三夜 歯朶刈るやこほりの雫うち払ひ 平成24年〜令和2年前半の300句余りを収めた第3句集。初句索引、季語索引付き。【「TRC MARC」の商品解説】
◆第三句集
歯朶刈るやこほりの雫うち払ひ
「凡海」は私の住んでいる舞鶴の海、ひいては若狭の海の古名です。「凡」には風のようにすべてにゆきわたるの意味があります。
また私の名〈うみを〉とも重なり、広やかな心で俳句に向き合いたいと思い句集名としました。
(著者)
◆自選十五句より
鮎苗に雪の匂ひのかすかなる
干し若布にぎり砕きて飯のうへ
三鬼忌の草餅めうにねばりつく
呑まれゆく蛙や脚を真つ直ぐに
青蘆をゆさぶり来る投網打
蛍見のなまぬるき顔ひと撫です
祭来と鯖の頭を刎ねにけり
くちなはの水のごとくに岩すべる
地蔵会の抱き回さるる赤子かな
満月へぬた場の猪の泥しぶき【商品解説】
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む