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天皇の近代 明治150年・平成30年
天皇が自らその位を去りゆく平成。この国と天皇と国民の距離を探る−。「天皇の近代」をテーマにした論考を集成。「建築の王政復古」「近代日本における天皇のコトバ」「象徴天皇の起...
天皇の近代 明治150年・平成30年
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商品説明
天皇が自らその位を去りゆく平成。この国と天皇と国民の距離を探る−。「天皇の近代」をテーマにした論考を集成。「建築の王政復古」「近代日本における天皇のコトバ」「象徴天皇の起源」などを収録。【「TRC MARC」の商品解説】
多様な視座から日本の近代史を研究してきた学者たちが一堂に会し、自身のテーマに照らしつつ、天皇制と日本社会が相剋する特異点を論じる。【商品解説】
目次
- 目次
- 第1章 建築の王政復古(井上章一)
- 第2章 後桜町天皇と光格天皇の譲位(磯田道史)
- 第3章 福地桜痴と「尊号一件」の百年(河野有理)
- 第4章 「皇室の藩屏」は有用か?(前田亮介)
- 第5章 近代日本における天皇のコトバ(佐々木雄一)
- 第6章 神聖とデモクラシー(佐藤信)
- 第7章 象徴天皇の起源(五百旗頭薫)
- 第8章 大正期皇室制度改革と「会議」(国分航士)
- 第9章 戦中期の天皇裕仁と皇太后節子(原武史)
収録作品一覧
建築の王政復古 | 井上章一 著 | 1−20 |
---|---|---|
後桜町天皇と光格天皇の譲位 | 磯田道史 著 | 21−43 |
福地桜痴と「尊号一件」の百年 | 河野有理 著 | 45−79 |
著者紹介
御厨 貴
- 略歴
- 〈御厨貴〉1951年東京都生まれ。東京大学法学部卒業。同大学名誉教授、東京都立大学名誉教授。サントリーホールディングス株式会社取締役。紫綬褒章受章。「馬場恒吾の面目」で吉野作造賞を受賞。
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天皇を動的にとらえ直して今問う
2019/02/08 13:00
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本の近代史を研究する学者が一堂に会し、天皇制と日本社会が相剋する特異点を論じる。井上章一、磯田道史、河野有理、前田亮介、佐々木雄一、佐藤信、五百旗頭薫、国分航士、原武史、御厨貴。特に、第9章「戦中期の天皇裕仁と皇太后節子」(原 武史)を大変興味深く読んだ。敗戦の直前まで、天皇は皇太后の意向に逆らうことができず、皇太后はナカツスメラミコトとして、天皇を上回る権力を保ったのである。