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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2023/02/04
- 出版社: 東北大学出版会
- サイズ:21cm/356p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-86163-378-2
- 国内送料無料
紙の本
マックス・シェーラーの倫理思想 〈倫理的人格の生成と存在〉の視座から
著者 岩谷 信 (著)
マックス・シェーラーの倫理的ないしは倫理学的な思索の筋道を解明。それをもとに、実質的価値倫理学像とは少し異なるシェーラー倫理学像を描き出すと共に、シェーラーの倫理思想の今...
マックス・シェーラーの倫理思想 〈倫理的人格の生成と存在〉の視座から
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商品説明
マックス・シェーラーの倫理的ないしは倫理学的な思索の筋道を解明。それをもとに、実質的価値倫理学像とは少し異なるシェーラー倫理学像を描き出すと共に、シェーラーの倫理思想の今日的な意義を考察する。【「TRC MARC」の商品解説】
本書の核心は次の二点の論究である。⑴ シェーラーの「倫理学的人格主義」の中核であり、自己自身が〈間主体的な実存〉であると了得する人間の「自己集中」の過程として説かれている〈倫理的人格の生成と存在〉論の根底には、〈人間の尊厳は奈辺に存するか〉という問いが潜むこと。 ⑵ それに答える過程でシェーラーの企てた、ニヒリズムを秘めた西欧近代市民社会(ゲゼルシャフ)の〈相対化〉や、〈実存的・絶対的〉な「愛と応答愛」の「倫理」としての称揚が、前世紀でのレヴィナスやコフート等の思想形成の直接的な基盤だということ。。【商品解説】
目次
- 第一章 起点としての〈尊厳死〉の「尊厳」問題
- 第一節 考察方向の定位のための予備的考察
- 第二節 論究の場としての『同情論』での第三の「愛の秩序」
- 第二章 「愛の秩序」としての「同情感情の基礎づけ法則」(その一)
- 第三節 「宇宙生命的な一体感」による「追感得」の基礎づけ
- 第四節 「追感得」による「共同感情」の基礎づけ
- 第三章 「愛の秩序」としての「同情感情の基礎づけ法則」(その二)
- 第五節 「共同感情」による「人類愛(フマニタス)」の基礎づけ
- 第六節 シェーラーの説く「現象学的態度」
- 第七節 「同情感情」での〈認識の愛・関与〉と〈実践の愛・参与〉との協働
著者紹介
岩谷 信
- 略歴
- 〈岩谷信〉秋田県生まれ。東北学院大学人間情報学研究所客員研究員。共著に「生きることの探究」など。
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