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商品説明
32歳、独身の編集者、遙。生きる希望もなく、鬱々と過ごす彼女にある日、心理学博士と名乗る謎の幽霊が取り憑く−。多くの女性が共通して抱えている悩みを、物語の形式で解決していく。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
こんな幽霊ならとり憑かれてもいい
2009/07/14 12:32
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かつき - この投稿者のレビュー一覧を見る
この『ザ・チェンジ』は小説形式で書かれ、
自分を変えていく方法を学ぶ本です。
著者は心理学者なので、展開は少々ご都合主義なのですが
物語に起伏があって、楽しめます。
主人公は32歳の小さな出版社に勤める遥。
一人暮らしをしています。
実家の父親の書棚から古い本を見つけます。
その中から、著者である初老の男性が現れ、
つまらない毎日を過ごしている遥の人生を変えていきます。
学生時代からの親友は結婚したにもかかわらず、不倫を続け、
新入社員は、注意すればすぐに泣きだす。
仕事で会う人ともうまくコミュニケーションがとれない。
そんな遥の日常は、等身大の32歳の悩みで共感が持てます。
節のはじめに、メッセージが掲げられているのですが
この言葉がいい。
(たまに物語とはリンクしていないのですが)
>人間の能力に大差はありません。苦悩や不安などの雑念が差を作るのです
>ときには自己嫌悪も必要です。それが変化をもたらす原動力となるのです
>過去の思いや出来事で現在の幸福を台無しにする必要はありません
>環境の変化は心理を一変させるちからがあります
毎日をウツウツと過ごしている人には、なにかのヒントになるでしょうし、
ハッピーエンドに心が落ち着きます。