紙の本
現場力はすごい
2016/02/11 23:15
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投稿者:めいてつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
現場の人たちを動かし、自ら行動できる組織にする。簡単にできることではないことを実現したパワーがすばらしい。私の職場の活性化も道半ば。ある程度までは行きつくもそれをなかなか乗り越えられない。この本に紹介された事例を参考に改めてチャレンジしてみたい。
紙の本
感動品質とは?
2013/05/19 14:21
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投稿者:まさやん - この投稿者のレビュー一覧を見る
企業における感動品質とは何か?どうやって取り組みを浸透させていったのか?といったテーマを持って読ませてもらいました。
テッセイの取り組みが、ひとつひとつ丁寧に書かれており、非常に参考になりました。グループ内での読後フォロー会も盛り上がりました(笑)
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新幹線モノだと『新幹線ガール』もおもしろかった。
乗客とのエピソードモノだと『空の上で本当にあった~』もよかった。
その二つを合わせた、新幹線のお掃除の本当にあった話。
JR東日本の一子会社の清掃会社がどのようにして、最強のチームと言われるまでになるか。エピソードとその改善の歴史。
タイトルだけだと読まなかったかもしれないが、ローランドベルガーの遠藤さんの著作ということで、いかに現場力を鍛えるかに注力している人で、他の本もおもしろかったので読んだ。軽く読める。
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半分は現場の感動話。ホスピタリティがなかったところにどう生み出すか、みたいな部分にスポットが当てられている。でも、あの人たちの凄さはスピード、すなわちテクニックだと思う。辛い条件でテクニックを発揮するために、ホスピタリティが必要だった、ということはあるのだろうけど。そこらへんのもやもやが少し残ります。
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新幹線のお掃除を担当している日本鉄道整備のサービス改善運用のお話。前半のエピソードがあれこれ楽しく、読ませる。後半の流れもまずます良い。ただし、書籍としての出来はそこそこ。1時間もあれば読める。とはいえ、新幹線で清掃の皆さんがとても気持よいのは感じていたので、本書でそういう取り組みには努力があるのだということが改めて認識できた。
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改めて日本のすごさとすばらしさを感じました。 鉄道整備会社、通称テッセン、一般的に新幹線の車両の清掃を行う会社ですが、その清掃を飛び越えお客様に気持ち良く新幹線を利用してもらう。ということに徹底されています。
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JR東日本の新幹線に乗る機会がなく、東京駅での清掃業務がこんなに凄いことになっているとは知らなかった。折り返しの車両の清掃は、待つ身に退屈な時間だが、こんな新幹線劇場なら見てみたい。
新幹線の社内清掃という地味な仕事を一種のショーに変え、スタッフに誇りを持たせ、ビジョンを共有して一丸となって働くプロ集団を作り出したテッセイという会社の変化と心暖まるエピソードが本書に満載されている。
そういう、いい話やサクセスストーリーを読んで、何かほっとしたい人向けの一冊としては、とても良い本だ。ただ、著者は名うてのビジネス研究者であり、出版社も本書をビジネス本として売ろうとしていることを思うと、少々物足りない。テッセイがここに至るまでのもがきや苦悩という負の面をもっと取り上げ、それを克服する課程をきちっと紹介してほしかった。そこまですると、分厚いビジネス本になってしまい、読みにくく、一般向けにならないという二律背反があったのだろうか。
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この本を含めて自分たちの仕事について広く知られることで、さらに周囲からの「期待値」が上がってゆく。さらに仕事が「高度」になって...。
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新幹線をお掃除する会社のお話。
エンジェルレポート、というのがあって、これはリアルですね。
こういう生の感情がいきいきと引き出されて、それがノウハウとなっていく企業は強いだろうな。そもそも、そういう企業にしようとした経営者がすごい。
どうだったか、というよりも、どうしてこうなったか、が非常に興味深かったのですが、それは三章に記載してあり、参考に非常になった。
小手先だけではなく、人事制度面にすべて反映しているところが、やはり力強い。そして、長続きするわけなんですね。そして、キーワードは、プライドかな。その仕事に、本当に誇りをもっているのか、ということが重要ですよね。
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東北新幹線の車両清掃を行うJR関連会社のお話。メディアなどでも多数取り上げられている掃除のプロフェッショナル集団。現場で働く人たちのエピソードもいいのですが、この企業風土を作った経営陣の話がとてもいい。JRから畑違いのグループ会社に出向した専務が、どのように組織を変えたのか。提案制度、イベントによる一体感、社員登用、ビジョン、小集団活動…。おススメの一冊です。
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本当にビジネススクールの教授ですか?掃除人たちの感動話には感動させられず、仕事・会社の分析では突っ込み不足というか突っ込み無し。日本経済の特徴を現場力という言葉で表してもてはやされた過去の業績すら怪しくなってきた。
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テッセイ職員の“プロ”としての仕事振りと礼儀正しさに感心させられる。新幹線利用者の快適のための自発的な創意工夫。人と組織は変わることができる。薄めの本であり、実話を絡めた奇術なので一瞬で読了できる。
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■サービス
A.会社全体で「トータルサービスとは何か」を考えるため、各現場での取り組みを発表するイベントを行った。
これは自らの役割・仕事を振り返る機会となり、自分たちが共通の目標を目指す仲間であることを認識する場ともなった。
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本業の清掃という仕事だが、働くみんなの気持ちに思いが少しづつ、入っていく過程が良くわかった。参考になります。
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テッセイを「キラキラ輝く普通の会社」にした専務がすごい。
JRの子会社で、安定して仕事があり、競争相手もない企業。
そんな「ただの清掃会社」を現場主導の「トータルサービス会社」に
改変するのは大変だったと思う。
人事制度を変え、実力とやる気で昇進できるようにし、
職場環境を改善して現場の意識を統一し、土台ができた。
スタッフがプライドを持って働ける、やりがいのある職場は魅力的だ。
見ていて気持ちがいいと応援や感謝もするし、それがまた励みになる。
現場を見ずに利益や経費の数字ばかり追い、
社員を褒めず悪いところばかり追求する会社の経営陣には
ぜひとも読んでほしい。