紙の本
自由自在
2023/07/14 02:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:デール - この投稿者のレビュー一覧を見る
こんなにも自由自在に言葉を扱えるのか、と感服させられた。
自由律俳句に手を出してみたいと思えるような一冊になっていると思う。
途中に挟まれる写真も素敵だった。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:狂人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
カキフライがないなら来なかったの第二弾。これまた、楽しめる俳句満載です!又吉さんのエッセイも読めますし、お得だよ。
紙の本
せきしろさん いい味出ています
2015/12/01 22:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:森のくまさんか? - この投稿者のレビュー一覧を見る
又吉さんつながりで この本とカキフライが・・・を
購入して読ませていただきました。
自由律俳句の面白さが これらの作品でにじみ出ています。
せきしろさん、又吉さんの俳句が また 味があって面白い。
私もできるかな?とチャレンジするも
いつも駄作になってしまう。
テレビでも 又吉さんは 俳句作るのが上手なのを拝見いたしました。
やっぱ すごいわ。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:魔弾の射手 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前回の「カキフライが無いなら来なかった」が良かったので購入、相変わらず『日常の中にありふれているけど少しだけ目を引く部分』をうまく持ってくるな〜
投稿元:
レビューを見る
個々で光る句もあるけれど、前作「カキフライが無いなら来なかった」よりインパクトとしては薄れる。しょうがないことだけど。二人の活動によって、自由律俳句がもっと広がればいいなと思う。
投稿元:
レビューを見る
人間や周囲の物事に対する観察力と、それを的確に文字に出力するお二人。なんか自分でもできそうかなと思えるが、いざとなったら難しい。
そして、例えば、せきしろさんの“まさかジープで来るとは”をキーワードに、創造力を働かせ肉付けをしていくと、いろいろな話ができそうだ。
ちなみに私が一番すきな句は、又吉さんの“目配せの意図は解らないが頷く”
投稿元:
レビューを見る
自由律俳句。七五調のリズムがないのに流れがよく油断するとついうっとりしてしまう(笑)
これぞ呟き。私の目指す句が、Twitterがここにある。
又吉氏…わずか四文字の句が衝撃。
また、彼のエッセイもホラーや民話みたいで面白い。
せきしろ氏…「優しさが怖かった」と言う意味が幼い頃わからなかったとあとがきにあるがなんとなくわかる。
私も小さい時、「愛人」の意味がわからず父親に聞いたし^^;
投稿元:
レビューを見る
立ち読みで気に入り、前作を一気読みし、
本作も興奮しながらあっという間に読了。
お二人の世界観はまったくぶれず、
珠玉の言葉の数々にはっとさせられたり、
ニヤニヤしたり、んなアホなと突っ込んだり(^ ^
一点、前作に比べて何やら「手慣れた感」のようなものを
感じるなぁ、というのが今回の感想の目玉か。
決して悪い意味ではない。と、思う。
ただ前作の方がもっと「手探り」している感じがあり、
本作は「すべきことは分かっている」という印象。
「手慣れた」はややネガティブな印象かも知れない。
「円熟」「脂が乗っている」と言った方が近いか。
もちろん本作でも「手探り」「実験」スピリットはある。
が、何というか、幹が一本あって、その上で
「実験の枝葉」を伸ばしているような印象で。
翻って前作は、まだ芽が出たばかりで
どちらに向かって伸びたらいいのか、
全てが手探りだったような感じ。
それはせきしろ・又吉両氏の関係性にも感じられて、
お互いに「こう書いたら相手はどう思うか」
みたいなことを探り合いながら作句しているような(^ ^
それが本作では、ある程度お互いの手の内も見えるし、
お互いに対する「信頼感」というものがあるかのようで。
いや、もちろんあるんでしょうが、信頼感は(^ ^;
一言で言うと「安定感が増した」ってことかな(^ ^
これは「一冊全体を通しての感想」であって、
一作、一句ごとを取り上げて見てみれば、
それぞれがそれなりの「不安定感」を内包したまま
ゆらゆらと存在しているのは前作と変わらない。
昔よく「和英辞典占い」という遊びをやっていて。
分厚い、電話帳みたいな和英辞典を手に取り、
目をつぶって適当なページを開いて
最初に出ている単語が今日の運勢...みたいな(^ ^;
とんでもない単語数を取り上げている辞書だったので、
大抵は「金密陀:massicot」みたいな
「日本語でも何だか分からない言葉」が出てきて
運勢もへったくれも無いわけですが...(^ ^;
何が言いたいかというと、この本も、もちろん前作も
そんな風に「えいやっ」と開いて出会った句を元に、
しばし脳内に情景やストーリーを描いて遊ぶ...
みたいな「贅沢な使用法」をしてみたいな、と(^ ^;
...というようなベクトルのことを簡潔に、魅力的にまとめた
俵 万智さんによる巻末の解説が秀逸。
投稿元:
レビューを見る
―――沈黙が一番喧しい―――
「カキフライ」に続く、せきしろ×又吉の自由律俳句集。
前回より評価を下げたのは、せきしろさんのエッセイでピンとくるものがあまりなかったから。
又吉のエッセイはもれなくおもしろかった。そこはかとない哀愁。
ふたりに共通する、世間音痴感は、文学向き。
―――全ての信号に引っ掛かりながら早く逢いたい―――
―――猫の餌の缶の中に昨日の雨―――
こちらに映像を想像させ、時にロマンチックですらある。
余談だが、せきしろさんがハリセンボンはるかの元カレだと初めて知った。
投稿元:
レビューを見る
せきしろ、又吉の自由律俳句集第2弾。
前作ほどのインパクトはなかったが、ニヤニヤできるフレーズは多くあって楽しめた。
俵万智の解説が秀逸。
この本のなんかよくわからん楽しさをズバッと言いあてている。
投稿元:
レビューを見る
理不尽な出来事は、たくさんある。生きにくい世の中だなぁ。それとも私が生きづらい性格なのか。そう考えて、落ち込む日がある。
だけど、日常の理不尽な出来事の中に、ぷっと笑えるおもしろさがあることを、この本は気づかせてくれる。不器用でもいいんだ、このままでいいんだ。世の中は、おもしろいことであふれてる。
投稿元:
レビューを見る
初めは距離を感じていたせきしろさんだが、二冊読むにつれて徐々に似たものを共有していることがわかった。自転車のベルのくだり、非常によくわかる。時には自意識過剰と揶揄されるような不安や気遣いに挟まれて生きているんだ。
投稿元:
レビューを見る
日常だったり、過去に置き去りにしてきた記憶だったり、奥底のほうに忘れられている情景だったりを、自由律俳句として巧みに切り取っていて、懐かしかったり、ほろ苦かったり、笑ったり、、、これを言葉で表すのはとても難しい。
でも、「カキフライ」に続き、とっても好きな世界観。
今回も楽しかった。
投稿元:
レビューを見る
二名の作品からなる自由律俳句集。
とにかくじわじわ来る面白さ。
日常の「あるある」ネタや
シュールなシチュエーションネタを
切り取ってきてクスリと笑わせてくる。
本当に少ない文字数なのに
自分が見聞きしたシチュエーションと
オーバーラップして、思わず解説文を
作りたくなってくる。
投稿元:
レビューを見る
『カキフライがないなら来なかった』の続編ですね。つい引きこまれます。挟まっている文章がまたもの悲しいのです。