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紙の本
人造人間キカイダー1972 完全版 4
著者 石ノ森 章太郎 (著)
『週刊少年サンデー』に連載された、巨匠・石ノ森章太郎の代表作「人造人間キカイダー」を、雑誌原寸サイズで刊行。4は第54回〜第85回を収録。全扉絵や解説、島本和彦の描きおろ...
人造人間キカイダー1972 完全版 4
紙の本 |
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- 税込価格:19,800円(180pt)
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商品説明
『週刊少年サンデー』に連載された、巨匠・石ノ森章太郎の代表作「人造人間キカイダー」を、雑誌原寸サイズで刊行。4は第54回〜第85回を収録。全扉絵や解説、島本和彦の描きおろしコミックエッセイなども掲載。【「TRC MARC」の商品解説】
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ああ、だから『人造人間キカイダ―』は名作なのだ!
2014/11/09 18:31
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投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
完全版第4巻で、これをもって完結です。
01登場後は話が単純というか、アクションシーンが多くなっていき、終わりに向かっていくわけですが、最終巻では00(ダブルオー)は出てくるわ、ビジンダ―にワルダーだ、アーマゲドンゴッドだと、良く言えばテンポよく、悪く言えば話を飛ばしながら進んでいきます。雑誌連載当時にテレビ番組としても放映していたので、少しでもそちらと連動しているようになっていったのでしょう。また、同時期に同じ『少年サンデー』に連載していた『イナズマン』との差別化というのもあったのかもしれません。
しかし、やはり圧巻は最終回というか、最後のエピソードでしょう。これがあってこそ『キカイダ―』は『キカイダ―』として完結していると言えるのでしょう。またこの最後があるからこそ、誰もが名作と認めるのでしょう。ラスト・ページのト書きは、マンガ史上に残る名句だと思います。
そのことはわかっていたのですが、なぜ名作と言えるのかうまく言葉で言うことができませんでした。そのあたりのことを今回、島本和彦のエッセイマンガで的確に語っていたので、非常にすっきりしました。
そんな付録、解説も含めて、この完全版は読みごたえがあるものでした。
そうそう、私もすっかり忘れていましたが、単行本化の際にラスト・ページの前に1ページ加筆されていたのですね。今回の完全版はもちろんそれで良いのですが、ラストだけは単行本化された時のものの方が良いように思います。どんなもんでしょう?