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紙の本
ボロ家の春秋 (講談社文芸文庫)
著者 梅崎 春生 (著)
【直木賞(32(1954下半期))】【「TRC MARC」の商品解説】「桜島」「日の果て」などの戦争小説の秀作をのこした梅崎春生のもう1つの作品系列、市井の日常を扱った作...
ボロ家の春秋 (講談社文芸文庫)
ボロ家の春秋
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商品説明
【直木賞(32(1954下半期))】【「TRC MARC」の商品解説】
「桜島」「日の果て」などの戦争小説の秀作をのこした梅崎春生のもう1つの作品系列、市井の日常を扱った作品群の中から、「蜆」「庭の眺め」「黄色い日日」「Sの背中」「ボロ家の春秋」「記憶」「凡人凡語」の計7篇を収録。諷刺、戯画、ユーモアをまじえた筆致で日常の根本をゆさぶる独特の作品世界。【商品解説】
収録作品一覧
蜆 | 7-32 | |
---|---|---|
庭の眺め | 33-46 | |
黄色い日日 | 47-94 |
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紙の本
直木賞受賞作、とにかくおもしろい
2020/06/10 21:48
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
第32回(1954年下半期)の直木賞を受賞している作品、読んでみると受賞するのが当たり前に思える。とにかく面白い、主人公はお人好しでいろんな人に騙され続ける。主人公がいい人と思い込んでいる役所の徴収係の人にもおそらくは騙されている、でも本人は気づかない。少しでも悪知恵の働く人だったら、この人のことを騙さずにはいられなくなるのだろう。「桜島」の耳のない女、「幻化」でのあんまり気安く話かけると毒づく漁村の女など、この人の書く脇役はいつも光っている、この作品もそうだった。とにかく怪しい人が登場しすぎる