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  • みんなの評価 5つ星のうち 5 2件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.1
  • 出版社: 岩波書店
  • サイズ:20cm/321p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-00-026471-0

紙の本

戦後短篇小説選 『世界』1946−1999 1

著者 岩波書店編集部 (編)

日本の過去と未来についての再定義が始まった敗戦直後に誕生した雑誌『世界』。創刊号から現在まで、そこに掲載された短編小説をまとめ、戦後日本を復元する。1巻は、志賀直哉「灰色...

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戦後短篇小説選 『世界』1946−1999 1

税込 2,420 22pt

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商品説明

日本の過去と未来についての再定義が始まった敗戦直後に誕生した雑誌『世界』。創刊号から現在まで、そこに掲載された短編小説をまとめ、戦後日本を復元する。1巻は、志賀直哉「灰色の月」、太宰治「桜桃」など14編を収録。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

灰色の月 志賀直哉 著 3-8
ある彫刻家 武者小路実篤 著 9-36
砂糖 野上弥生子 著 37-60

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みんなのレビュー2件

みんなの評価5.0

評価内訳

  • 星 5 (1件)
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  • 星 1 (0件)

紙の本

豪華なメンバー

2022/07/02 22:14

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

岩波書店が発行している総合雑誌「世界」、公表はされていないが発行部数はかなり少ないのではないかと言われている。それは左寄りの政治色の強さが原因といわれているが、この小説選に登場する作家たちの顔ぶれは読まずにはいられないという気にさせる人ばかりだ、志賀直哉、武者小路実篤、野上弥生子、高見順、井伏鱒二、中野重治、里見とん、太宰治、平林たい子、梅崎春生、佐多稲子、田宮虎彦、金達寿、武田泰淳、と書いていて改めて驚く、「私は人に接する時でも、心がどんなにつらくてもからだがどんなに苦しくても、ほとんど必死で、楽しい雰囲気を創る事に努力する。そうして客とわかれた後(中略)、自殺の事を考える」(太宰治・桜桃)、やっぱり太宰治の文章に惹かれる、その気持ちが判ってしまう

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紙の本

大昔に絶版、文庫本にも入っていない作品も収録有難い

2000/07/09 17:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:安原顕 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本書は、1946年〜99年までの53年間に、雑誌『世界』に載せた「短篇アンソロジー」の第1巻である。内容は志賀直哉、武者小路実篤、野上弥生子、高見順、井伏鱒二、中野重治、里見 、太宰治、平林たい子、梅崎春生、佐多稲子、田宮虎彦、金達寿、武田泰淳の14人である。ここでは武田泰淳の「巨人」について紹介しておこう。1951年9月に掲載されたこの短篇、「真一は性にめざめた。タアザンの映画を見た夜である」で始まる。真一(12歳)の一家は父母、兄毅、妹小百合(寅年。母に似ぬ不器量。重い肋膜炎からようやく恢復したばかり)、それに母の弟、謹厳な理学博士の伯父(ドイツ留学10年)との五人暮らしだった。真一の校友(隣席)には、真一より2歳年長、転校してきた台湾人朴がいた。真一は授業中、自涜が教師にバレる。それを見ていた朴は、真一に「バレずにやる仕方を教える」ような生徒で、軍人志望だった。「やがて九月一日が来た。/あのような天変地異の日も、本郷東片町の一角には、生気のない、凡庸なざわめきが満ちていた」。関東大震災である。伯父は留学中に集めた万巻の書を焼失、伯父の屋敷に寄居していた弟子も圧死する。しかし、伯父は愚痴一つ言わない。真一は「もしかしたら伯父さんは、巨人かな」と空想する。朝鮮人が暴動を起こすとの話が流れ、自警団が組織される。14歳の台湾人朴も連行され、群衆は交番を取り巻き、「何だ、一人ぐらい。下町じゃみんな電柱に縛りつけて、焼き殺してるんだ」「何を愚図々々してるんだ。田舎巡査」「早く渡せ」と、群衆は朴をリンチにかけようとしていた。真一は、そうした群衆を目のあたりにして、「それは荒々しい意志を持つ巨大な塊だ。悪意の巨人が、黒い指先で、朴を容れた木製の交番をつまんでいるのだ」と感じる。そこへ護送車が到着、朴はリンチをまぬがれる。「巨人」とはこんな話である。『武田泰淳全集』(筑摩書房)は大昔に絶版、文庫本にも入っていないので、この『短篇小説集』で読めるのは有難い。一言付け加えれば、本書は全何巻で(全5巻)、他にどんな作品が入っているかのアナウンスメントがどこにもなく、栞が入って付いていないのも駄目だと思う。次回、同様の企画の折は、是非入れて欲しい。

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