サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 3.7 8件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:研究者
  • 発行年月:2000.1
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:20cm/402p
  • 利用対象:研究者
  • ISBN:4-06-210041-X
  • 国内送料無料
専門書

紙の本

生存する脳 心と脳と身体の神秘

著者 アントニオ・R.ダマシオ (著),田中 三彦 (訳)

果たして、人間的営みのすべては脳の活動に集約されていると言い切れるのだろうか。間断なく状態が変化する身体と脳とのダイナミックな相互作用に着目し、自己や意識を解明する。今日...

もっと見る

生存する脳 心と脳と身体の神秘

税込 3,080 28pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

果たして、人間的営みのすべては脳の活動に集約されていると言い切れるのだろうか。間断なく状態が変化する身体と脳とのダイナミックな相互作用に着目し、自己や意識を解明する。今日の主流である唯脳主義への挑戦。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

アントニオ・R.ダマシオ

略歴
〈ダマシオ〉ポルトガル生まれ。アメリカの神経学者兼神経科医。現在、アイオワ大学の神経学部長。著書に「神経心理学と病巣解析」がある。

関連キーワード

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー8件

みんなの評価3.7

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (3件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

理性も感情も身体の中に取り戻す、デカルトを正す脳科学の試み

2007/02/26 17:29

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 前頭葉を棒が貫通し、性格が変わってしまった男、フィネアス・ゲージ。彼の症例から始め、性格や心、感情と脳、身体の関係を現代の脳科学で説明する。ダマシオの邦訳第一冊目である。彼を有名にしたソマティック・マーカー仮説も詳しく紹介されている。ダマシオ邦訳三冊目「感じる脳」を読み、遡って読んだが、現在手に入らないようなので図書館で借りた。
 3部構成になっており、1部は脳損傷の症例、2部は脳と感情の関係の研究、3部は身体と脳、脳と感情の位置づけ、意味づけにおおよそなっている。1,2部は専門的、3部は少々哲学的、といったところだろうか。
 「帯」には「唯脳主義を根底から揺さぶり」などとあるが、そんなに挑発的ではない。身体の状態が脳の処理にきちんと反映していることが正常な精神活動だ、とまっとうなことを言っていると思う。「唯脳主義」というよりは、英語の原題の示すように、デカルトの考えからの脱却を科学から書いている、という程度だと思う。しかし、なぜ本のタイトルは「生存する脳」になってしまったのか?
 この人はまとめ方は余り上手くないのかな、というのが「感じる脳」と同じくこちらにも感じた第一印象である。専門の話が多くて難しくはなるのだが、話がどちらに向いていくのか、ついていきにくい。おそらく著者の思考がとても早いからだろう。用語についても、専門用語は最新のものは翻訳も固まっていなかったりするので邦訳がわかりづらくなる部分もあるが、それ以上に著者の独特の使い方もある。注意して読まなくてはいけない。
 このへんの「読み手のしんどさ」を考慮してか、3部だてのそれぞれの最初に「訳者解説」がついている。ご親切に、とは思うが読むときのリズムをくずすので「あらずもがな」である。あるいは巻末にまとめるとかしたほうが良かったかもしれない。索引がついているのは、三冊目にはなかったのでありがたくは思った。
 編集方針も含むこのようないくつかの問題点があって、あまり簡単ではない本書をさらに読みにくくしてしまったと思う。そのせいで現在入手困難、という状況なのであろうか。出版社も三冊目から変わってしまった。しかし内容的には脳の障害と感情・性格の問題に正面から最新科学で取り組んだ本として重要な内容を含んでいる。専門用語の適切な翻訳への変更も含め、編集をしなおしてもう一度邦訳を出版して欲しいと思ったので、あえて書評を書かせていただいた。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

日本経済新聞2000/3/19朝刊

2000/10/21 00:17

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:茂木 健一郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 私たちの前頭部にある脳の領域(前頭前皮質)は、推論や意思決定のような私たちのもっとも高次の認知プロセスを司っている。事故で前頭部を鉄棒が貫通してしまったゲージという名前の患者は、倫理観や計画性を欠いた人間に変貌してしまった。デカルト風に言えば、理性を欠いた人間になってしまったのである。
 それでは、前頭前皮質は、デカルトの言う理性の座なのか? ダマシオは、そうではないと主張する。なぜならば、前頭前皮質で推論や意思決定が行われる際には、ダマシオが「ソマティック・マーカー」と呼ぶ、自分自身の身体の状態に関する情報が重要な役割を果たしているからだ。
 身体状態に関する情報が、「何となく虫が好かない」「一か八かやっちまえ」といった方向付けを提示し、それに基づいて我々の「理性」的な判断は行われているというのである。とすると、理性は、私たちの感情と切り離せないし、脳は、私たちの身体と切り離せないことになる。理性と感情を切り離し、脳と身体を切り離したことが、デカルトの——そして、デカルトに影響を受けた一部の科学者の——誤りだということになる。
 ダマシオの、理性と感情、脳と身体を統合して見るべきだという主張自体は、さほど新しいものではない。味わうべきは、彼の、時には難解、時には晦渋とさえ言える文体である。この晦渋さは、ダマシオが、コンピュータ、あるいは情報処理というメタファーを安易に使わずに心と脳の関係を説明しようと試みている点に起因する。脳をコンピュータとして見れば、明快な議論を展開できる。しかし、その明快さの裏に、多くの取りこぼされた問題がある。ダマシオは、それを拾おうとしている。
 本書でダマシオの拾い上げたものの中に、私は心と脳を考える新しいパラダイムの萌芽を幾つか見ることができた。ダマシオが何を言おうとしているのか、ゆっくり考えながら読むべき本である。
(C) 日本経済新聞社 1997-2000

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2005/08/27 19:08

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/06/02 23:08

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/10/02 20:04

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/12/22 18:39

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/09/25 09:04

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2021/02/25 13:44

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。