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紙の本

迷路 (Hayakawa pocket mystery books)

著者 フィリップ・マクドナルド (著),田村 義進 (訳)

ロンドン郊外の高級住宅地で、著名な実業家が自宅の書斎で殺害された。捜査の結果、外部からの侵入は不可能。犯人は当夜屋敷に滞在していた十人に絞られる。だが、彼らの意外な動機が...

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迷路 (Hayakawa pocket mystery books)

税込 1,100 10pt

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商品説明

ロンドン郊外の高級住宅地で、著名な実業家が自宅の書斎で殺害された。捜査の結果、外部からの侵入は不可能。犯人は当夜屋敷に滞在していた十人に絞られる。だが、彼らの意外な動機が次々と明らかになり…。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

フィリップ・マクドナルド

略歴
〈マクドナルド〉1899〜1981年。ロンドン生まれ。推理作家。ハリウッドに渡り映画脚本家となる。著書に「エイドリアン・メッセンジャーのリスト」「鑢」「ゲスリン最後の事件」がある。

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みんなのレビュー5件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (1件)
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  • 星 1 (0件)

紙の本

挑戦、受けて立ちましょう!!

2002/05/28 21:41

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投稿者:ピエロ - この投稿者のレビュー一覧を見る

まず、冒頭の著者自身による序文がふるっている。ミステリの中には、探偵に有利で読者に不利なアンフェアなものが多いと苦言を述べてから、しかしこの作品は違うと大見栄をきっている。その後で、読者は探偵役のゲスリン大佐と同じ情報を与えられる、ゲスリンはこの情報で犯人を見つけ出した。もし読者も見つけられたならゲスリンと同じくらいに優れていて、見つけられなかったらゲスリンよりも劣っていると挑戦してくる。本格ミステリ好きならば、この挑戦を受けて立つしかないではありませんか!!
内容は、ある殺人事件が起きるが警察ではラチがあかない。困ってしまった副総監は、ゲスリン大佐に泣きついて、遠く離れた地で休暇を楽しんでいる彼に、裁判での証言の記録を送りつける。ゲスリンは現場に出向くことなく、その記録を読んだだけで真犯人を突き止める、といった安楽椅子探偵ものです。
確かに必要な情報はすべて読者の前に出されていますが、理路整然と犯人を名指しできる人は少ないのでは? それともゲスリン大佐より劣っているのは私だけでしょうか? 解決場面を読む前に、一度本を置いて、自分で名(迷?)推理をしてみましょう。ゲスリン大佐との知恵比べを楽しんでください。

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2005/02/06 11:53

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2010/07/05 21:12

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2010/10/14 17:57

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2021/09/22 00:01

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