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商品説明
短絡的なスケープゴート論や単なる弱者切り捨て論に陥ることなく、土建国家構造を改革し、建設業が先進的な付加価値産業として生き残っていく、再生のシナリオを提示する。「建設業」再生の処方箋。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
井熊 均
- 略歴
- 〈井熊均〉1958年生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科修了。三菱重工業を経て、現在、日本総合研究所創発戦略センター副所長等を務める。著書に「PFI」など。
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紙の本
土建国家構造を改革し付加価値産業として生き残る。就業者数700万人,肥大した「建設業」の再生シナリオ
2000/10/06 12:15
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投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本的構造の根本は,土建国家構造。ここ数年間で起きている相当の問題は,結局ここに帰着する。21世紀に向かって日本経済を本格的に建て直すためには,もはやこの構造を看過するわけにはいかない。IT(情報通信)が飛躍的な発展を遂げたとしても,足元の構造が変らなけれが力強い日本の姿はない。
しかし簡単ではない。就業者700万人,巨大化した業界の構造改革に失敗したら,立ち直りはじめた日本経済に致命的な傷を与える可能性がある。
短絡的なエスケープ論や弱者切り捨て論を排除しながら,独自の視点から建設業の再生シナリオを描く。技術力と確実な工事管理能力などに対する評価は,国際舞台で高く,事業コーディネーターとしての素養にも高いものがある。建設能力と付加価値的な能力を併せ持っている建設会社は,世界にもそれほど多くはない,という。それを生かすためにも,徹底した市場メカニズムを導入するなど建設業においても改革が不可欠との指摘は当然だ。
(C) ブックレビュー社 2000