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商品説明
コンビニエンスストアやハンバーガーショップはもとより、学習塾や美容院といったサービス業、リフォーム業などの建設業に至るまであらゆる分野に拡大しているフランチャイズ・ビジネスを、ストーリー形式で分かりやすく紹介。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
フランチャイズビジネスの作り方
2004/02/07 16:43
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投稿者:aguni - この投稿者のレビュー一覧を見る
ユニークな本である。この本の舞台は架空のイタリアン・レストラン「ミラノエクスプレス」。直営店ばかりで成長してきた同店が、今度、はじめてフランチャイズ・ビジネスを立ちあげることとなった。さて、何を準備して、どのように処理していけばいいのだろうか…。
儲かるビジネスのモデルがあり、資本力がなくて急拡大が難しいとき、フランチャイズという形態は非常に発展性のある手法だろう。うまくいけば日本だけではなく、海外にも拡大できるかもしれない。しかしそのためには感覚やこれまでの成り行きでやってきたことを形にし、捉え直して、フランチャイジー達に伝道しなくてはならない。だからフランチャイズ・ビジネスを立ちあげるためには、自らのビジネスモデルを見つめ直す、ということでもあるのだ。
しかしノウハウやビジネスのコアがすべて伝えられるものだとすると、加盟店はのれん代を支払う意味がないから、脱退していくだろう。どこまで伝え、どこからを本部が縛るか。このあたりがフランチャイズ・ビジネスのノウハウになっていくのだろう。
さて、経済産業省も遅ればせながら、このフランチャイズというビジネスの形態を重要視し始めているという。町中を歩けばほとんどがフランチャイズのカンバンばかり目に付くようになった現在、ちょっと遅すぎやしないか、という気もするが、実はフランチャイズビジネスという形態よりも、「誰がやっても儲かるが、本部なしには生きられない」というモデルを作り出すのが大変なんだと思う。その後のことはこの本で書かれたようにやっていけばできるだろう。
もし、あなたが儲かるビジネスを持っていたら、この本を読んでフランチャイズ化してみてはいかがですか?