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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2000.4
- 出版社: 人間と歴史社
- サイズ:22cm/196p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-89007-116-4
- 国内送料無料
紙の本
いかに“深刻な診断”を伝えるか 誠実なインフォームド・コンセントのために
著者 チャールズ RK ハインド (編),岡安 大仁 (監訳),高野 和也 (訳)
明確に診断を伝え、悲嘆のプロセスを支える「情報開示」の在り方とは。子供の脳死、ガン患者、HIV検査に向けてのカウンセリングなど、臨床の様々な場面におけるコミュニケーション...
いかに“深刻な診断”を伝えるか 誠実なインフォームド・コンセントのために
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商品説明
明確に診断を伝え、悲嘆のプロセスを支える「情報開示」の在り方とは。子供の脳死、ガン患者、HIV検査に向けてのカウンセリングなど、臨床の様々な場面におけるコミュニケーションの基本を、実例を示しながら述べる。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
チャールズ RK ハインド
- 略歴
- 〈ハインド〉内科医。Royal Liverpool University Hospital等に勤務。
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紙の本
13のケースを例に,臨床現場ですぐに役立つコミュニケーション・スキルを示した好著
2000/10/05 18:16
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投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は,臨床のさまざまな場面におけるコミュニケーションについて具体的に述べたものであり,記述されている医師の態度や言葉遣いはすぐに応用できる内容だ。
先天性奇形や脳障害を持つ子供の親とのコミュニケーション,HIV検査に向けてのカウンセリング,がん患者とのコミュニケーションなどを取り上げ,患者あるいは家族が医師に何を望んでいるか,どんな情報を知りたいか,告知の伝え方や伝える環境まで細かく述べられている。さらには問題患者(難しい患者)とのつきあい方にも触れ,事例を挙げて医師側の問題点を指摘しながら対処の仕方を述べている。
患者が十分な説明を聞いて納得して治療を受けられる医療を実践するには,患者とのコミュニケーションは非常に重要である。本書は英国の医師が書いたもので,日本ではきわめて低率な疾患も含まれるが,犯しやすい失敗のコミュニケーション例として学ぶ点は多いと思われる。
(C) ブックレビュー社 2000