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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2000.4
- 出版社: パンドラ
- サイズ:22cm/188p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-7684-7809-3
紙の本
三分間の詐欺師 予告篇人生
著者 佐々木 徹雄 (著)
映画の内容に応じて迫力あるシーンやお洒落な台詞をピックアップし、「面白いよ、観においでよ」と観客にささやきかける映画の予告篇製作者が、映画や予告篇製作にまつわる思い出を綴...
三分間の詐欺師 予告篇人生
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商品説明
映画の内容に応じて迫力あるシーンやお洒落な台詞をピックアップし、「面白いよ、観においでよ」と観客にささやきかける映画の予告篇製作者が、映画や予告篇製作にまつわる思い出を綴る。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
予告篇大好き!
2021/10/21 16:39
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投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画館に行って、本編が始まるまで予告篇とかCMで延々と続いて、苛々した経験は誰にもあると思う。
ただこれから公開される映画の予告篇はだいたい一作品につき1分から3分というから、それほど苦痛ではないが、それが何作品も続くから嫌になるのだろう。
予告篇は嫌いではない。
予告篇を観て、本編を楽しみに観たら、実際には面白くなかったという経験もないわけではない。
だからといって、予告篇を作っている人を「三分間の詐欺師」と呼ぶのは、いくら冗談とはいえ、いかがなものか。
ただ言われた、予告篇作りの開拓者でもある著者は、「何であれ「面白いよ、面白いよ、見においでよ」というのが予告篇」と、明るいものだ。
著者の佐々木徹雄氏は1926年(大正15年)生まれ。
映写技師から予告篇制作に携わっていく。
当然戦後まもないアメリカによる占領期の映画にもかかわっている。
この本はそんな自身の半生を綴ったもので、映画ファンなら馴染み深い淀川長治さんや野口久光さん、あるいは川喜多かしこさんといった人たちとの交流も語られる。
もちろんここに出てくる映画は、今や名作や古典といわれる作品だから、若い読者には馴染みがないかもしれないが、それでもあの名作「第三の男」の予告篇が実例として、絵コンテとともに掲載されていて、映画ファンなら興味深い一冊だろう。