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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2000.4
- 出版社: 学陽書房
- サイズ:19cm/286p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-313-81405-1
紙の本
複眼思考の独習帳
ありったけの視点と振幅、そして、たっぷりのユーモア。当代随一の戯作コラムニストとポップ浮世絵師コンビが混迷ニッポンを変幻自在に不定点観測。『週刊ポスト』連載の「情報狂時代...
複眼思考の独習帳
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商品説明
ありったけの視点と振幅、そして、たっぷりのユーモア。当代随一の戯作コラムニストとポップ浮世絵師コンビが混迷ニッポンを変幻自在に不定点観測。『週刊ポスト』連載の「情報狂時代」から90編を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
山崎 浩一
- 略歴
- 〈山崎〉1954年横浜市生まれ。コラムニスト。著書に「危険な文章講座」など。
〈ひさうち〉1951年京都府生まれ。漫画家。著書に「性少年時代」など。
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紙の本
複眼思考の独習帳
2001/02/28 18:35
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投稿者:きく - この投稿者のレビュー一覧を見る
94〜99年の間に週間ポストに連載された時評コラム。
独特の視点または複眼的視点によって、その時代を世評していく。軸にあるものは、「逆説」。著者は現実そのものが、逆説と化している指摘する。すなわち、「精神科医やセラピストが増えるほど、精神的トラブルが増える」「人は自由になれば今度は束縛や規制やマインドコントロールさえ求め始める」などなど。
こんな、逆説な時代に対して、ありったけの視点を著者は提出してくれる。もちろん、ユーモアも忘れていない。時代を自分なりに切り開くきっかけとしてお勧めしたい。
それから、90編のコラムが収録されているが、これはコラム集としてはかなりお得なものとなっている。読み応えあり。最後に、挿し絵をひさうちみちお氏が描いているのだが、これはこれで、一こまの絵のみで見事に時代を世評している。コラム好きの人は必見です。