サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 4.3 5件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.5
  • 出版社: 文化出版局
  • サイズ:20cm/237p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-579-30386-5

紙の本

行きつ戻りつ

著者 乃南 アサ (著)

今回の旅は、呑気に風景を楽しむ旅が目的ではなかった。バッグの中には少女だったころの姑の写真が入っている…。男鹿、天草、佐渡、熊野など、12の旅と12の人生を描く短編。『ミ...

もっと見る

行きつ戻りつ

税込 1,650 15pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

今回の旅は、呑気に風景を楽しむ旅が目的ではなかった。バッグの中には少女だったころの姑の写真が入っている…。男鹿、天草、佐渡、熊野など、12の旅と12の人生を描く短編。『ミセス』連載の単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

姑の写真 5-24
一粒の真珠 25-42
微笑む女 43-62

著者紹介

乃南 アサ

略歴
〈乃南アサ〉1960年東京都生まれ。早稲田大学社会科学部中退。「凍える牙」で第115回直木賞受賞。他の著書に「ドラマチックチルドレン」「幸せになりたい」「引金の履歴」などがある。

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー5件

みんなの評価4.3

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (3件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

こういう本を旅先で読んだら…堪らないなあ

2002/11/13 20:34

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

夫に言わせると、この十年は女性作家の時代だという。小谷野敦に言わせれば、『源氏物語』以来、日本では男性作家が女性作家を凌いだことはないそうだ。そのせいか、我が家の書棚は女性の本だらけ。中でも数が多いのは乃南アサと小池真理子。最近急激に数を増やしているのが小野不由美の本だろうか。

この本は、数ある乃南アサの本でも、とびきり美しい。ともかくブックデザインが秀逸で、清楚ということばがぴったり。新潮社のクレストブックに似たソフトカバーで、少し大判。本の中の章を飾る12枚の地図とニ葉の写真も感じがいい。以前乃南の作品で、北陸を舞台にしたカメラマンの小説を読んだ記憶があるけれど、写真が好きなのだろうか。

この本では、どの作品も女性が前面に出て、男性が影のような存在なのは連載された雑誌のせいかもしれない。全体として、静かにじっくり読ませる短編集。恋愛を扱っても、決してそれが自分を主張しない。それを軸に心の動きを、密かに優しく描くとでも言ったほうがいいかもしれない。

昔付き合っていた人と始めたメールが開く世界の虚実と、そこに籠められる想いを広島の柳井を舞台に淡々と描く「Eメール」。家を追われ娘と別れた女性が、再会を果たすまでの切ない思いを、三重の熊野の風景に滲ませる「泣き虫」。家出し保護された息子を迎えに行った母の、子を想う心を福井の越前の寒風に乗せる「越前海岸」などが心に残る。

場所も人物も全く違う12の短編から浮かび上がるのは、日本の原風景であり心情。それにしても、上手いなあと感心する。『凍える牙』『鎖』などのサスペンス溢れる作品も好きだけど、現代人が忘れてしまったようでいて、しかしどこか憧れる懐かしい人情を『ぼくの町』とは全く違った形で見せてくれるこういう小説も絶品。

現実をしっかり見据えながら、決してドライにならない。仄見える優しさが決して押し付けがましくない。桐野夏生のハードな世界、小池真理子の濃密な文体、高村薫の心をあぶるような狂気など、本当にこの世代の女性作家陣は多彩で強力。中でもこの本は、誰にでも安心して薦められる。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

どうしようもない時に。

2002/02/22 23:08

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぼんやり母さん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 短編集。人生の分岐点に差し掛かったそれぞれの主人公が、悩んだり、迷ったり、切なかったりで、タイトルどおり、行きつ戻りつしながら、明日を生きていくストーリーです。私も結婚してから、生きることの難しさに戸惑う事も多く、楽なことに逃れようとか、何とかしようとかジタバタしてはみても、現状は変わらず、益々悪くなったりです。この本はそんな時にたまたま出会いました。こんな一見、不幸かと思われる経験を通して、何が大切か気付き、明日を生きて行こうとする主人公達に、読んでいる私自身多くのことを教えてもらい、生きていく勇気や強さをもらえました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2006/08/29 14:43

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/05/23 08:31

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/12/25 20:32

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。