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収録作品一覧
スエーデンの城 | フランソワーズ・サガン 作 | |
---|---|---|
ボーイング=ボーイング | マルク・カモレッティ 作 | |
罠 | ロベール・トマ 作 |
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紙の本
ユーモラスの効いた劇(庶民劇)のおもしろさ。
2015/11/30 09:19
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投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
トマの「罠」は、「ダブル」の下敷きになっているのだろうと思う。ある犯人をつかまえるため、何人もで大掛かりな芝居をするという点が同じ。夫と妻の立場の逆転はあるが、頭がおかしいのだということにしてそういう風に話を勧めていくところも。最後の落とし方はちがうが、比較しながら読むとおもしろい。
サガンの「スエーデンの城」もおもしろい。結局全員で示し合わせて若者を陥れるという、怖いしぞっとする話なのだが、ユーモアの雰囲気も漂っていてバランスが取れている。ありえない話なのだが、舞台だと〈あり〉だという気もさせられる。