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日本共産党の研究 上
  • みんなの評価 5つ星のうち 5 1件
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  • カテゴリ:研究者
  • 発行年月:1978
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:20cm/483p
  • 利用対象:研究者
  • フィルムコート不可
専門書

紙の本

日本共産党の研究 上

著者 立花 隆 (著)

【講談社ノンフィクション賞(第1回)】【「TRC MARC」の商品解説】

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日本共産党の研究 上

1,296(税込)

ポイント :12pt

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みんなのレビュー1件

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評価内訳

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紙の本

日本共産党の真実を描いて完膚なし!本書が出版されるや否や日本共産党の支持率は急落。やがて日共は議席を大幅に減らして今日の泡まつ政党へと転落。まさにペンは剣よりつよしですね。

2009/01/29 21:53

14人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る

立花隆の本はいろいろ読んだが、本書は立花の作品の中でも最高傑作ではないか。よくもまあ日本共産党の真実を昭和53年というベルリンの壁崩壊の10年以上前に、これだけの調査報告を出版したものだ。本書にも書かれている通り、当時、文芸春秋並びに立花隆は日共から、かなり陰湿で悪質な取材妨害や嫌がらせを受けたそうだ。日共の立花隆並びに本書に対する攻撃・非難・罵詈讒謗は熾烈を極めた。しかし結局立花氏が調べ上げた冷厳なる事実の前に日共は立ち往生し、尻尾を巻いて逃げるしかなかった。そしてこの本書は文庫本化され、今もジャーナリズムの教科書として出版され続けている。ジャーナリストが日共という政治権力に勝利したわけだ。立花氏の勇気に敬意を表したい。

本書の作りは情報調査活動としては極めてオーソドックスなものだ。公刊された資料の読み込みと、そのクロスチェックを基に事実を推論しあぶりだして行くというもので、この作業は全世界の諜報機関・公安機関(CIAや警察庁警備課)が行っているものと同じだ。なまじ宮本顕治や袴田里見など名だたる日共関係者が自分で書いて出版した著作がベースになっているだけに日共も反論しようにも出来なかったようだ。

上巻の最大のポイントは立花氏が「絶対主義は絶対に腐敗する」という良く知られたテーゼを日共の歴史に当てはめて証明した下りだろう。日共は現在、かつての武装闘争路線や暴力革命路線を放棄し、議会制民主主義を尊重するふりをしている。しかし、それは「羊の皮を被った狼の欺瞞だ」と立花氏は喝破する。根拠は日共がいまだに「民主集中制」というスターリン体制を引きずっていることである。日共の仕組みはいまだに指導部(書記局)が絶対に正しい無謬性の神話で塗り固められたものである。下部組織が議論することは許されている。しかしそれは所詮「ガス抜き」程度の意味しかなく、下からの議論や下から積み上げた多数意見などというものは日共内部では何の意味も持たない。民主主義の歴史を持たないロシアで生まれた組織原理をそのまま直輸入した弊害である(この点、民主主義の歴史を持ち、民主集中制という絶対主義に対する疑念が強く、最終的に民主集中制が否定されて社会民主主義が勝利した欧州と日本では事情が根本的に異なる)。無謬性の神話で武装した組織(自分は絶対に正しく、自分を批判するやつはすべて馬鹿でデマゴーグでスパイで裏切り者で、殺しても構わない存在)が権力を握ると中世に宗教国家のようになってしまうと立花氏は指摘するが、正にその通りであることを我々は崩壊したソ連、毛沢東の中国、キューバで見てきた。失敗した大蔵省の金融行政もこの無謬性のもたらした悲劇であろう。

マルクス主義が、マルクスの出自たるユダヤ人の宗教(ユダヤ教)の発想を色濃く受けているという分析も秀逸だ。ユダヤ教にせよ、マルクス主義にせよ、その思想の中核は現世の苦難を解決する答えというものがあるという強度の思い込みがまずあって、それを知っているエリートというものがいて(それは自分たちだ!)、愚昧な大衆はエリートに導かれ啓蒙されねばならない下等な存在であり、大衆はエリートの導きに従う限り救済されるという非常に思い上がった傲慢な独善性がある。「自分たちだけが答えを知っている」という思い込みが如何に悲惨な結果をもたらすかは戦前の帝国陸軍参謀本部やバブル崩壊後の大蔵省の例を通じ、既に我々は痛いほど経験している。複数政党制を前提とした議会制民主主義の前提は、共産党的政治感とは正反対のもので、世の中は不思議なもので、捉えがたいもので、地図のない世界であるというところから出発する。「人生には地図が無いから、迷いながら進むしかない」という詩の一節があるが、我々衆生はこの複雑な社会を試行錯誤を重ねながら生きていく、その為のシステムが選挙による政権交代を前提とした議会制民主主義なのである。共産党の政治観は違う。共産党は世の中の矛盾を解くカギというものがあるというところから出発し、それは自分たち(のみ)が知っている(政治的真理の自己体現者は共産党だけだ)という二重の確信から出発する。そして政治的真理の存在とその自己体現という二重の確信をもつものが政権を取ると、彼らはその思い込み故に善意の独裁者となり、従わないものは真理にあだなす背信者となって容赦なく処刑しても構わないと考えるようになると立花氏は指摘するが、繰り返すようだが、我々は正にこうしたことが旧ソ連、中国文化大革命、北朝鮮、中核vs革マルの凄惨な内ゲバ等で目撃してきた。日本共産党は表面的にはプロレタリア独裁論を捨てて、複数政党制、政権交代を認める議会主義を採用すると公言しているが、こうしたことが「権力を奪取するまでの方便ではない」と本当に日本国民に信じてもらいたいなら、自分たちのみが唯一歴史法則によって選ばれたものであるとする前衛エリート主義をまず捨てて、共産党だけが真の最高の階級組織あるいは国民組織であるといった意識を捨てて、我々も自由民主党その他の保守政党と同格の日本社会の構成員であるというワンオブゼム意識を持てという立花氏の呼びかけは誠に重いものがある。そしてその第一歩である事実上の独裁政治原理「民主集中制」を党の組織原理として放棄せよ、さもなくば共産党は民主主義政党としては永遠に信頼されないとまで言い切るのである。私もその通りだと思う。

マルクス主義という愚劣な思想がどうして一時期、日本の青年の心をとらえたのだろうかと兼ねてより不思議に思っていたが、これについても立花氏は明解な解説をしてくれる。「マルクス主義の理論は一見おどろおどろしいようだが、実は単純な二分法概念の組み合わせの上に構築されているから極めて図式的である。したがって、頭が単純な人にはきわめてはいりやすい。青年期にマルクス主義にかぶれる人が非常に多いのは、青年の頭はいつの時代でも単純であるからだ。マルクス主義が二分法概念から逃れられないのは、その基礎に弁証法を置いているからである」。こうしてプロレタリアートとブルジョアジー、革命と反革命、平和勢力と戦争勢力、搾取するもの搾取されるもの、大企業と中小企業等々といった一連の二分法概念が生まれてくる(そう言えば、日本経済の二重構造なんて話もあったなあ(笑)ところが現実のほうはもう少し複雑で必ずしも二分法で割り切れるものではないから、どんな二分法概念でも現実を分析していくとどちらにつけてよいか分からない無数の中間項が出てくる。こうした中間項に出会うと、それは本質的でないとか様々な理屈をつけて、無理やり二分法の枠に押し込めようとするのがマルクス主義の特徴である。実際、そうしないとすっきりとした弁証法理論の適用が出来なくなる。しかし、ここにこそマルクス主義の弱さがあると立花氏は言う。

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