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紙の本
こどもたちの笑顔がいつもあふれる世界でありますように・・・
2010/08/13 04:38
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:蒼空猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
私たちの多くは「平和」といわれる国にすみ「戦争」を遠いこととして生きていることでしょう。
けれども、今この瞬間もどこかの国では戦争があり、こどもが泣き、誰かが犠牲となっていることでしょう。
戦争は汚れた大人の欲とエゴと利益がうみだすもの。
そこにどんなに大義名分な理由があろうとも、「命」を脅かされる理由にはなりえません。
平和な国であってリアルな戦争をしらなくても、今のこどもは小さな戦争の中で生きているといえるかもしれません。
勝ち負けに善悪は紙一重だと思うからです。
どちらが凄いとか、優れているだとか、またはゲームのように誰かをおとしめることが楽しいとか、命の存在も価値も誰もが同じはずです。
本書の画はほとんどが黒の濃淡で描かれており、描かれたこどものつぶやきに胸をぎゅっとつかまれ切なく苦しくなります・・・
どのこの眼にも怒り・・・孤独・・・寂しさ・・危うさが ちひろさんの繊細な鉛筆と水彩の技法で見事に描かれているからです。
反戦活動をつづけたちひろさんが、こどもの笑顔をどれだけ守りたかったことか愛していたかが伝わるようです。
この本でちひろさんが色をつけたのは赤いシクラメンだけ。
赤は血の色であり戦火のいろであり激情のいろのよう。
『赤いシクラメンがちっても きえないこころのおともだち』
こどもたちは忘れることなどできないでしょう。
2010年。
今年は日本戦後65年目。
何度も私に戦争の話をしてくれた祖父もいなくなりました。
あと数十年のうちに戦争の悲惨さを伝えてくれる生き証人もいなくなることでしょう。
けれど、たったの年に一度でも8月15日になにがあったのかを生きている限り忘れてはならないと思うのです。
人間はいつ間違いをおかしてしまうかわからないのですから。
「今」が続いてなければ「未来」もないのですから。
こどもは「未来そのもの」なのですから。
紙の本
むずかしい
2015/10/22 16:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
こういう本は一緒に読んでも、自分の考えを子供に伝えるのはむずかしいなあと思います。
子ども自身が色々考えてくれたらと思います。