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- カテゴリ:教員 一般
- 発行年月:1980.11
- 出版社: 福音館書店
- サイズ:22cm/186p
- 利用対象:教員 一般
- ISBN:978-4-8340-0762-6
紙の本
にほんご
著者 安野 光雅 (ほか著)
小学校1年の国語教科書を、自由に、独創的に構想した作業の中から生みだされた、ことばの本のベストセラー。ことばの世界のおもしろさ、深さ、広がりへと子どもたちの目を開かせます...
にほんご
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商品説明
小学校1年の国語教科書を、自由に、独創的に構想した作業の中から生みだされた、ことばの本のベストセラー。ことばの世界のおもしろさ、深さ、広がりへと子どもたちの目を開かせます。【本の内容】
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紙の本
言葉のプロによって選び抜かれた日本語
2021/05/05 13:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:けんけん - この投稿者のレビュー一覧を見る
年々子どもの語彙が貧しくなっていく気がしています。
こうした本も参考に、授業づくりをすることで、子ども達も言葉への興味を持つチャンスがふえているように感じます。
紙の本
大人にも
2016/03/19 23:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ばななに - この投稿者のレビュー一覧を見る
字がよめるようになったこどもと一緒に読みたいと
思って購入。
谷川俊太郎さんや松居直さんといったことばを大切に
されて、つかうことができる方たちが編集されているので
安心できます。
こうした本が教科書として利用されたらいいのにな、
と思います。
紙の本
ことばって何?
2005/10/18 15:12
12人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まざあぐうす - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ことばには いつも きもちが かくれている。」
ことばって何?と問われた時、どう答えるだろうか。
今の自分にぴったりの答えが、見つかった。
『にほんご』という本の中の一節だ。
「けれど きもちが あんまり はげしくなると
ひとは それを ことばに できなくなることもある。
わらったり ないたり、
ひとりぼっちで だまりこんだり、
ぼうりょくを ふるったり・・・・
そんなとき、ことばは こころのおくふかく かくれてい る。」と続く。
ことばの中に気持ち(心)が隠れていて、心の奥深くにことばが隠れているという哲学的な言葉観にはっとさせられた。
『にほんご』は、1979年の初版から読み継がれていることばの本のベストセラー。安野光雅、大岡信、谷川俊太郎、松居直によって、自由に、独創的に構想された、文部科学省の学習指導要領にとらわれない小学校1年生の国語教科書である。
「ことばは からだの なかから わいてくる。」と言う一節も心に響く。
小学1年生と言えば、ことばを体系的に学び始める時期だ。初めて論理的にことばに触れる子ども達に向かって、ことばは頭ではなくて、体の中からわいてくるという。
ことばの豊かさを求めるならば、豊かな体験を求めよというメッセージだろう。
「にほんご」という題名でありながら、世界各地のことばを紹介している。
ことばが意味伝達、感情表出の一つの手段であることを告げながら、ナンセンスやリズム、そして、ことばあそびの大切さを伝えている。
ことばを通して人間のあり方を考えることや人間関係を築くことの大切さをさり気なく伝えている。
また、点字の紹介も丁寧だ。
私たちが生きているのと同じようにことばも生きている。
だから、ことばには体と心と全てをかけて向かわなくてはならない。ことばは人間が生きていく上で、とても大切なものなのだ。
そんなことを楽しく、分かりやすく教えてくれる一冊。谷川俊太郎氏による文章も安野光雅氏による挿絵も美しい。
小学校1年生の教科書として用いるならば、先生と生徒の関係性が大きく問われるだろう。教える側の人間性が深く問われるだろう。その問いが教える側の大人に成熟を促すのではないだろうか。
言語教育関係者のみならず、「母語」について、「ことば」について考える時にお勧めの一冊。
紙の本
1年生の教科書にしては詰め込みすぎ?
2004/02/02 21:55
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にょろにょろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
大人になって考える一年生像、これは、本当の一年生とかなりかけ離れているように感じる。1年生ってどんなだったかなあ、って思っても、大人の期待と思い込みがかなりあるってことも否定できない。
実際に、1年生を教えて思うことは、この本は、かなり詰め込みの英才教育を目指したものなのかしら。
1年生にとって大切なことばの響きやリズムを取り上げることよりも、説明がかなり多い。あとがきにもあるように、一年生の教科書というより、むしろ先生の指導の手引きとしての発案性のある本。
文部省指導要領にとらわれない、とあるが、まさに。内容的には、3年生まで対象範囲を広げてもよさそうだ。
1979年に初版が出たこの本、著者たちは、2000年を過ぎた今書き換えるとしたら、どのような本を作るのだろう、と、また興味深い。