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紙の本
村の少年少女の純愛
2017/11/22 16:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:弥生丸 - この投稿者のレビュー一覧を見る
架空の村セルトヴィラを舞台に展開する男女の悲恋。幼なじみの少年サリーと少女ヴレーンヘンは、土地を巡る親同士の争いにより疎遠になる。長年の係争は両家を零落させるが、偶然再会したサリーとヴレーンヘンは一目で恋に落ちる。密かに逢う二人は、ヴレーンヘンの父親に見つかり、サリーは激昂した彼に重傷を負わせてしまう。ヴレーンヘンの父は痴呆となって病院へ送られ、ヴレーンヘンは借金の為に生家を追われる。将来を悲観した恋人たちは、村祭りの日に、これを限りと精一杯のおめかしをして歌い踊り、至福の一日を過ごす。
シェイクスピア『ロミオとジュリエット』にも似た悲恋物語。ヴレーンヘンの父親の悲劇が無ければ、幸福になる道を見いだせたかもしれない恋人たちである。悲しさの中に清澄な読後感が残る。
紙の本
悲恋
2019/03/26 01:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:H2A - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容はロメオとジュリエットを模していて、悲恋を描く作品だが、作風は甘くない。しかしここで言うべきなのは、訳文があまりにも古いために若者の悲恋物語だと思えないことだ。なのでこの文庫版で読むのはそんなに勧めない。