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投稿者:ないものねだり - この投稿者のレビュー一覧を見る
鴎外の作品は、必ずと言っていい程、教科書に何かが掲載されている。教える側が安心して教えられる文章。漢文調だそうだ。
紙の本
高校の教科書で読んだ
2023/04/09 13:04
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投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「舞姫」は高校の教科書で読みました。
冒頭の「石炭をば早や積み果てつ」しか覚えていなかった。
森鴎外は文体に特徴があるだけで、
ストーリーや登場人物が、個人的には男尊女卑のわがまま男にしか思えない。
でも当時は画期的な文章だったんだろうな。
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随分久しぶりに読んだ古典的仮名遣いに随分疲れてしまった。収録されている作品のストーリー自体はどれもオーソドックスなものだが、『うたかたの記』は展開が他に比べいくらかダイナミックに思えた。
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舞姫・・・殴ったろかと思った.
女をなめるな!時代もあるんだろうけど,自分を正当化しすぎ.[2006.10.03.]
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日本人留学生とドイツの少女との悲恋を描いた『舞姫』。『うたかたの記』『文づかひ』訳書『ふた夜』『そめちがへ』いずれも異国的な作品そ収録。
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森鴎外のドイツ3部作である。
舞姫は、高校の国語で読んだ人も多いと思う。
個人的には、「即興詩人」と合わせて、文語文文学の最高到達点だと思っている。
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高校の時の現国の時間に読んで衝撃を受けた作品。
その構成、エピソード、言葉遣い全てがものすごく新しく今でも感じるのであるから当時はセンセーショナルだったと思う。
エリスが狂ってしまうあたりの描写の淡々たる遠まわしな他人的な場面が非常に痛く、苦しく、今も昔もオトコってずるいと思ってしまった。
作品全体から欧州の匂いが漂ってきそうな場面描写もすごい。近代文学の骨頂だと思う。
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舞姫を読みたくなり手にとったものの‥‥古典に多少なりとも心得がないと、話がぼんやりとしか読み解けないと思います。(僕は読み解けませんでした!)
そのため、面白いとかそうじゃないという以前に読んで解らない、という意味で、古典の心得がない方にはおすすめできません。
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有名どころを読んでおこうと思い、久しぶりの明治文学。
文語体のおかげでかなり読みづらかった。何回も辞書引くからテンポよく読めないし。当分はこの時期の作家の作品は読まないと思う。
ただ、「舞姫」は比較的読みやすくて内容もかなり面白かった。
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いつ買ったかは憶えてないが、急に思い立って舞姫だけ読んだ。ちゃんと、自分の意見ははっきりさせねばなあと思いました。幼稚な感想ですが、このくらいが僕らしい。中・高と、あんまり本を読まなかった僕ですが、現代文の教科書に載ってる作品はちゃんと読んでました。が、舞姫は例外です。日本語力が足りなくて読めせんでした。今回は浪人時代の勉強のおかげと、あとは外国語を学んで日本語の文法構造がはっきり見えてきたせいで、まあ大体読めた。実は、あれ「いらへ」ってなんだっけ? ああ、「イラフ人、いらへんでも返事せい!」やった。とか言いながら読んだのは内緒です。板野先生ありがとう(笑)
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留学経験の影響が色濃い『ドイツ三部作』と他二編を収録。ロマン主義の初期作が多く、文語文を用いた人物・情景の描写がとても美しい。
儚く物悲しいストーリーは読者の哀愁を誘って止まない。そして各話に登場する少女たちの可愛いらしさも相まり、これがまた我々の同情を一層募らせる。
高校ではかつて『舞姫』を音読した。5年ほどの歳月の後に再読すると、改めて文体の美しさに驚かされるとともに当時とは異なる視点から物語を追うことができた。
これだから読書は面白い。
果たして5年、10年後の私はどう読み解くのだろうか。
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高校の原告の授業で浜じい先生が使ってました。 友人のKちゃんが授業が始まる前に文庫を買ってきて読んでいて自分も注目したのを覚えている。
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視線、時間、舞台が空間的、建築的に構成されていて本当に面白い。軽快なリズムを刻む文体が音楽的とも言える。計算し尽くされた作品だと思う。
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舞姫は、やはり名作だと思う。
豊太郎のどうしようもない心境も手に取るように伝わってきて、読んでいるこちらとしても、かなり心苦しい感情になった。
とても心に残る物語の一つである。
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国語の授業で舞姫を初めて読んだときには、豊太郎は何てひどい男なのだろうくらいにしか思いませんでした。
それから数年経って読みかえしてみたら、豊太郎の苦悩や弱さが他人事とは思えなくて、はたしてどれだけの人が彼を責められるだろうかと考えてしまいました。
120年以上前のベルリンが舞台の小説ですが、彼の「エリスとの愛」と「栄達を求める心」との間の葛藤は、現代にも通じる部分が多くあると思います。
うたかたの記・文づかひ・ふた夜といった他の収録作品も、舞姫同様に浪漫味あふれる素敵な作品です。文体のせいで敷居が高く感じるかもしれませんが、ぜひ手にとって読んでみてください。