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  • カテゴリ:研究者
  • 発行年月:1987.3
  • 出版社: 岩波書店
  • サイズ:22cm/266p
  • 利用対象:研究者
  • ISBN:4-00-001175-8
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専門書

精神病 上

税込 3,960 36pt

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評価内訳

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紙の本

難解ではあるが、極めて衝撃的なラカンの「精神病論」。

2009/04/13 16:51

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:反形而上学者 - この投稿者のレビュー一覧を見る

私はいつも思うのだが、なぜラカンはセミネールの「3巻目」で精神病についてとりあげたのだろうかとうことだ。
フロイトは精神病については「シュレーバーの症例」だけで、他は神経症が主なテーマとなって執筆されている。
精神病と神経症は明らかに違う次元のもので、精神病は未だにその発生のメカニズムも治療法もはっきりとはしてない。
普通であれば、神経症関連を中心にしたセミネールを一通り終えてから、精神病に入るのが妥当だと思うし、その方が、セミネールの聴講者たちも理解し易かったことだろう。だが、なぜか、唐突に三回目のテーマとしていきない「精神病」が選ばれる。
ラカンのセミネールは初版絶版になっているものが多く、絶版のセミネールは常に高値で取引されているが、本書『精神病 上・下』はこの書評が書かれた時点でなんと「6刷」も版を重ねている。これは驚くべきことであるし、セミネールで一番売れている本でもあるということだ。
さて、前置きが長くなったが、本書の内容は主にフロイトと同様に歴史的にも非常に有名な「シュレーバーの症例」を軸に、話しを進めていく。
何せ難解を極めるラカンの「精神病論」であるから、読者にとっては中々読解は進まないような本であることは確かで、ラカンの「言語論」の難解さがそれに拍車をかけているような状態の本である。だがしかし、多少は精神分析について知識のある読者ならば、やはり本書は「読むべき本」と言えるだろう。もちろん、ラカンの突然思いついたように挿入される話題(しかも中途半端に終る)や、いわゆる「ラカン用語」がこれでもかという具合に使用されているから、シェママの『精神分析事典』(弘文堂)くらいは必帯だと思うが、それだけ苦労する甲斐はあると思われる本である。
最後に、恐れ多くも私の『精神病』に対する不満を少しだけ言わせてもらうと、やはり話題の中心である『シュレーバーの回想録』という、シュレーバー自身が病床で執筆した、彼の妄想を中心に実に緻密に書き綴った本についての、ラカンの取り上げ方である。ラカンは何故か『回想録』の第三章(シュレーバーの家族について書かれた唯一の章)が「出版に適していない」といういわゆる検閲によって、本には載らなかったことを全く軽視している点であろう。ラカンはシュレーバーのあまりにも過酷な幼少期の家庭教育を多少はしっているにも関わらず、ほぼ無視して、シュレーバーの「言語的側面の変容」だけを題材にして分析していく。ちなみに、シュレーバーの兄グスタフも30歳台で判事になった時に、拳銃で自殺をしている。どう考えても、シュレーバーの家族関係に立ち入るべきであったと、私には思われてならない。
だが、そういう欠点を鑑みても、『精神病 上・下』の独創性は無くなる訳ではないから、何とも不思議な魅力を持った本である。
極めて難解ではあるが、そのスリリングな言説をぜひ多くの方に読んで頂きたいと思います…。

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2011/11/30 21:05

投稿元:ブクログ

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