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収録作品一覧
マトリョーナの家 | 5−79 | |
---|---|---|
クレチェトフカ駅の出来事 | 81−193 | |
公共のためには | 195−302 |
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紙の本
ソルジェニーツィンの眼差し
2020/02/22 00:36
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「マトリョーナの家」で見られるような、まじめな人(義人)へのまなざしだけでなく、「クレチェトフカ駅の出来事」のような、まじめに勤務する人間が、確実ではないにも拘らず、疑念を抱いて他人を拘禁してしまうようなことも小説に描く。「公共のためには」は解説での扱いは小さいが、今日の日本にも通じる問題がある。
紙の本
冒頭の2作が逆なので
2022/06/28 22:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
元々、新潮文庫で「マトリョーナの家」という題名でソルジェニーツィンが「イヴァン・デニーソヴィチの一日」以降、ソ連で作品が発表出来た時点で合法的に公表した作品をまとめた短編集だが、スターリン死後に「名誉回復」された主人公が見た表題作と1941年を舞台にした「クレチェトフカ駅の出来事」(「コーチェトフカ駅の出来事」)は時系列的につながるような形で発表されているのに、この本では逆に掲載されているので、分かりにくい。岩波文庫へ移籍する際に逆にしなかったのか?
この本は思い出したように時々、復刊するが、岩波文庫でも「イヴァン・デニーソヴィチの一日」が出ていたのに復刊しないのか?岩波書店の編集者が「収容所群島」を出したい、と読んだ事があるが、一向に出ない。「収容所群島」を出す場合、木村訳をそのまま出すより最終版を元にして、注釈をたっぷりとつけた新訳で出してほしい。例えば木村浩が知らなかったらしい日本人女性と結婚した日本学者でもある西夏文字の解読者のニコライ・ネフスキーについてがいい例だ。