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著者/著名人のレビュー
この本は、大正時代...
ジュンク堂
この本は、大正時代から学者一家として京都に生活の基盤をもつ寿岳家の日常生活を支えてきた商家や職人など、京都に住む人々のふだんの暮らしぶりを紹介したユニークな「京都案内」です。
また寿岳さんの文章に沿って描かれている絵は、素顔の京都を東京人の目でとらえています。いらかの波のつづく町並み、細長い路地、瀟洒な木造家屋のやさしさとあたたかさ、モダニズムの象徴・明治の洋館、どっしりとした土蔵、歴史を刻んだ壁や石塀…。
そこにはマスコミが好んで取り上げるような京都をあえて避けているにもかかわらず、どの絵も京都そのものを実感させます。
先日『中日新聞』の記者が、この本を見て、「京都に暮らしてきた人だけが持つ愛着が、心をこめて綴られている」と絶賛し、今宮神社の「あぶり餅」を紹介していました。
京都もだいぶ変わったとはいえこの本を片手に観光地ではないふだん着の京都と、その変化の跡をたどってみるのも新鮮で面白い旅といえるのではないでしょうか。
出版ダイジェスト:2005年2月
テーマ『散歩大全 見る・食べる・飲む・書く・思う …そしてゆっくり歩く』より