紙の本
ルシタニアを討ちに
2018/10/31 17:23
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投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ルシタニアを討つために出発するパルス軍。
ルシタニアは連戦連敗のあげくギスカールを人質にとられるなど読んでて可哀想になりました…。
紙の本
ついに本来の目的であるルシタニア軍討伐に動き出すアルスラーン。
2002/07/31 23:32
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投稿者:やまぶき - この投稿者のレビュー一覧を見る
王太子であるアルスラーンの存在に各地から軍が集まり、出陣の準備も整い、いよいよ王都奪還に動き出すパルス軍。順調に軍を進める中、エステルというルシタニア軍の少女が捕虜になる。自分の価値観の中で生きてきた彼女は、アルスラーンの人柄に接してその見方を変えていく。
一方王都ではヒルメスが騎士団の占領していた城を攻略し、着々と自分の勢力を固めていた。そして、とらわれていたパルス王、アンドラゴラスが虜囚状態から動き出す。
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各地の諸侯や領主たちの兵を集めたアルスラーンは、いよいよ王都
エクバターナ奪還を目ざし出陣! パルス王国とルシタニア王国の
本格的な戦いが開始され、大陸公路は人馬の汗血で塗りこめられた…。
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次々と城を落とし進んでいく王子一行に、凄まじい復活を遂げた国王、蛇王再臨を望む人々、そして北からは新たな脅威が…複雑に絡みあい、歴史は紡がれていく。
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4巻もあっという間に読んでしまいました。やっぱり、日本仕様のファンタジー物はすんなりと読みやすい。(作者の力量にも拠るところは大きいんでしょうが)
出てくるキャラクターが、どれもこれも凄すぎる感は否めないけど、アンドラゴラスの無敵ぶりは絶対的な王者として、これから先に活かされてくる事を期待してやみません。
どうでもいい話ですが、当時、アニメ化された話をよく目にしていたせいか、薄っすらと登場人物の顔かたちがアニメ顔で思い出されるのは、正直、微妙です。(高校生の頃はアニメ好きで毎月欠かさずアニメ雑誌を買ってたもので…)
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感想はこちらにてひとまとめ。
https://booklog.jp/users/ohsui/archives/1/4334765815
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第一部において、普通の人間でありながらナルサスの思惑からだいぶ外れた行動をするアンドラゴラス王。たぶん。魔道士は地中を潜ったりと世の理から逸脱しているので除くが、そう考えるとアンドラゴラスも人外に近いと言えるのではないだろうか。
まあ、ナルサスも可能性として計算済みではあったわけで、これも人外に凄い。
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いよいよ王都奪還に向けて、出発。
戦記物はやっぱり軍略と武勇。
「宗教」の描かれ方が、田中さんらしい。「殉死すれば天国にいける」という思想の恐ろしさは、古今東西変わらないものなのか・・・。
それと、この物語は、地味に、女性キャラがいいなぁ。王子様は、元気で一生懸命な女の子のいる町で育ったのでした。
いろんな勢力が動き出し、軍師ナルサスでも、全てを予測するのは不可能かな。
「平身低頭」
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ペシャワールのアルスラーン一派に続々結集するパルス軍。彼の器量が試されつつも、エクバターナへの侵攻を開始する。◇著者の宗教観、あるいは宗教を権力の要としている存在への嫌悪感が本作でもにじみ出ているねえ。◆本作と全く関係がないが、「魔弾の王と戦姫」は、数多の女性キャラクター登場とハーレム描写というライトノベル・フォーマットにのせた本作。というより本作のリビルド作品のような気がしているんだが…。
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アルスラーン御一行は虚しい戦を乗り越えつつエクバターナに向かって順風満帆。エステル(エトワール)登場につき女子率も高まり微笑ましく軍行中です。クバートとギーヴは単身ブラブラ中。対してルシタニア側は踏んだり蹴ったりの展開です。銀仮面も今んとこ恐るるに足らん存在です。それに引き換えアンドラゴラスの無敵っぷりときたら。この王は嫌いだけどカッコいい。タハミーネも嫌いだけど凄い女です。こんな強烈な両親を相手にしなきゃならないアルは心底かわいそう。しかし面白いなこの作品。
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光文社文庫で読み直しをしたかったのに、蔵書にあるのは角川文庫のみ・・・。
でもって、あんまりにも読み込まれすぎてて(笑)これやったら私が持ってた文庫のほうがキレイやったよ(笑)。でももう、手元にはないけど・・・。
今回新たにアルスラーン陣営に参入したキャラが増えて、最初は
「だれやったかな~」
と、思ってたけど、最後まで楽しめました。似たようなキャラが出てるようで、びみょうに違うようで。
著者はキャラの配置まで緻密に考えられてるので、ほんま無駄がないよなーと思う(すごい失礼やな)。
しかし扉絵見てても思うけど、天野喜孝氏の絵は芸術的すぎてよくわからん。(;^ω^)
ああ・・・ギスカール・・・、そうなるんや・・・、と、思った・・・。
この人欠いてどうすんのルシタニアは。
あと、トゥラーンもじわじわきてるし、また次巻で物事が大きく動きそうやね! 細部を忘れないうちに早く続きを読もう。
アルスラーンはともかく、ヒルメスはもうちょっとこう・・・。
なんやろう、結局このふたりはまだまだ若くて甘ちゃんなのだと思うな(べつにそれがいいとか悪いとかではなく)。
他人に親切にしてもらうと嬉しいから、自分もなるべく他人に親切でありたいと思う、と、いうアルスラーンの信条はとてもいいと思う。
このくらいシンプルに他人との距離を測れれば、いいよね。
自分が親切にすることによって相手がどう受け取るかとかまで考える必要はないし、自分が他人に親切にする理由なんかも、考えなくてもいいと思う。
アルスラーンはほかに考えるべきことが多すぎて、そういう「考えてるような自己陶酔だけで実はあまり意味がないもの」にかかずらってる暇がないんやろうけど、真理にちゃんとたどり着いてるんちゃうかしら・・・。
まだたったの4巻やけど、やっぱり最初から登場している「ふるいキャラ」のほうが愛着があるので、もっとアルスラーン側近の皆様方に活躍をしてもらいたいな~。
でも彼らが「あたらしいキャラ」と、絡んでいくのもやっぱり面白い。
しかし、このシリーズは完結してるんやろうね・・・? (禁句か)
■■■■
■傅育 ふいく
[名](スル)身分の高い人の子に付き従って大切に育てること。「王子を傅育する」
(2017.04.15)
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再読。思い起こせば中学時代に初めて買ったのがこの4巻目だった。本屋にこれしか置いてなくて。再読に当たり、何故か手許に2、4、5、8しかなかったため、いきなり2を読み3をすっ飛ばしてこれへ。2巻に比べると汗臭い武将連中は固よりイリーナ内親王やエステル等、登場人物が倍増していて群像劇感が強くなっているが、絶大なインパクトを与えてくれるのはやはり父王アンドラゴラス。ちゃっかり脱獄してギスカールとクロノスチェンジだもの。タハミーネとの再会も不穏な感じだし、更なる嵐の予感ですわ……。
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週刊少年ジャンプのような引きの強さ。
エクバターナ奪還を目ざしてペシャワール城塞を出発したアルスラーンの軍勢。
ナルサスの知略により、待ち受けるルシタニア軍を倒しながら進んでいたら、「草原の覇者」とよばれるトゥラーン王国がペシャワール城塞をめがけて進んでくる。
聞いてないぞ、トゥラーン王国なんて。
攻めてくる気があるなら、なんでもっと弱っているときに襲ってこない?
なぜ今になってやってくる?
と、初めて読んだときは続きが気になってしょうがなかったと思う。
20年ぶりとはいえ一応再読だし、続きもすぐ手元にあるので安心して本を閉じることができたけど。
“「解放王アルスラーン」という名を、最初に口にしたのはギーヴである。”
王にはなるんだよね?
何を解放したかなの?
毎日面白く読んでいますが、どうも純粋に楽しめているとは言えないような…。
どう考えても石橋たたきすぎだぞ、自分。
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[自宅]
なんと懐かしい!
図書館で銀英伝の特集コーナーを見つけ、久しぶりに懐かしいと思い読もうと思ったが、、、、"黎明伝"などよくわからない副題?副シリーズ?にどの順に読めばいいのかがよく分からず調べてから読み直そうと断念。
でもそのきっかけで、昔懐かし小中時代に読み漁った田中芳樹シリーズのうち、まずはアルスラーン戦記から読み直そうと読み始めてみた。
このシリーズは昔読んだ「角川文庫」シリーズ。この天野喜孝さんの絵にもハマったんだよな。菊池秀幸さんの「吸血鬼ハンターD」の挿絵もそうで、どちらが先だったかわからないけど、きっと天野さん繋がりでどちらかも読み始めたはず。
こうして本来のシリーズに加えて、"出版社名"などのシリーズを意識しなくてはならないのは、30年という時の流れのせい。どうやら自分の知るこのシリーズから、途中紆余曲折を経て、光文社にて完結していたらしい。しかもその移籍先の光文社でも、「カッパ・ノベルス」シリーズと「光文社文庫」シリーズがあり、前者は角川からの乗換時にあたって再版となる従来の10巻を2巻づつまとめ、新刊となる11巻からは単刊とした丹野忍さんによる挿絵のシリーズで、後者は恐らくは完結が見えて来た?2012年から、山田章博さんの挿絵によって全て単刊発行されたもの。
実際今回読んでいるのは10巻までは「カッパ・ノベルス」で、11巻からは期せずして「光文社文庫」シリーズ。とりあえずストーリーを読みたいから挿絵は我慢するけれど、やはり本当なら天野さんか、まだ世界観の近い丹野さんのイラストで全巻読み通したかったな。
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1988(昭和63)年発行、角川書店の角川文庫。状況は深刻なルシタニア軍。ほぼ内紛状態といってもいい。しかし、宗教を中心にしている設定だけに狂信者や、神にすがるのみの上位者がいるのはわかるが、融和派はいないものだろうか。王弟も融和派というには譲歩を考えてないように見えるし、人数的にもかなりの少数派にしかみえない。そんなものなんだろうか。
他:「あとがき」(三拝九拝 編者)(1996年8月2日)、