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紙の本
幕が下りてから (講談社文芸文庫)
著者 安岡 章太郎 (著)
【毎日出版文化賞(第21回)】【「TRC MARC」の商品解説】「悪い仲間」「陰気な愉しみ」で芥川賞を受賞、「海辺の光景」で野間文芸賞、芸術選奨両賞を受賞した著者が、新た...
幕が下りてから (講談社文芸文庫)
幕が下りてから
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商品説明
【毎日出版文化賞(第21回)】【「TRC MARC」の商品解説】
「悪い仲間」「陰気な愉しみ」で芥川賞を受賞、「海辺の光景」で野間文芸賞、芸術選奨両賞を受賞した著者が、新たに挑戦した長篇秀作。敗戦による価値の混乱と青春の惑乱を共にした、一主人公の「やましさ」の根源を、底深く洗いただし、極めてモラリッシュな文学世界を創造した長篇。毎日出版文化賞受賞作品。【商品解説】
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幕が下りてから
2023/05/20 09:55
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投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
解説で引用された合評でも書かれていたが、この小説は読みにくいらしい。自分は少し前に同じような小説『甲乙丙丁』を読んでいたからか、読みにくくはなかった。
主人公が出演した文化人歌舞伎から数日ほどの出来事を描いているが、その間、客席で見かけた先輩画家夫妻や、郷里から上京してくるという父親からの手紙から、戦後から主人公がすごしてきた日々の出来事が思い出されている。
戦後の住宅難の中で、主人公家族が親戚から無理して借りた家に、無断で画家夫妻を間借りさせることで、1つの家(house)に2つの家(family)が存在するという遠藤周作の指摘により、すごい読みやすくなった気がする。