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投稿者:あなご - この投稿者のレビュー一覧を見る
千秋が登場。『無二の親友』です。
赤ん坊の色部さんを除いて、一通りの仲間が揃いましたが、まだ完全な仲間とは言い切れない関係性です。直江が高耶さんを煽る煽る。
高校を舞台に起こる怪奇現象を解決しようと奮闘する上杉夜叉衆。
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われらが千秋&綾子ねーさん登場。森蘭丸も出てきましたね。
信長も名前だけ。
ザシキワラシ千秋と、なんだか分からないけど偉大な譲が大活躍です。
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一巻に続いて松本が舞台。江戸時代の加助一揆が話に絡んできます。織田方の森蘭丸や、夜叉衆のメンバーの綾子ねーさんと千秋も登場。この巻の、高耶さんと直江の二人での語りが好きです。特に城山公園の会話。ここで直江が語った「過去の人々に報いる最高の手段」は最終巻の高耶さんに通じるなぁと、最近読み返して思いました。…が、どうでしょうかね。
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借本。
1巻同様、脳内でアニメが浮かびまくりでした。
読めば読むほど、続きが気になってしかたないです。
譲が何者か気になって、気になって…(笑)
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まだ純粋に「サイキックアクション時代もの」分類でいいと思う。
2巻はまだ三条さんと闘ってたかしら?
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高耶の前に現れた、二人目の上杉夜叉衆門脇綾子こと柿崎晴家。
いつの間にかそこにいた、見知らぬクラスメイト千秋修平。
そして今度は高校で起こった心霊事件の裏に潜むのはかの森蘭丸だった。
身体を張って自分を守ろうとする直江に戸惑いを隠せない高耶。
守られる弱さを許してはいけない、そんな思いは
景虎ではない仰木高耶もまた同じだったのだ。
2巻にして、本作の主題が語られている。
「忘れないよ。きっと忘れないから。きっと考えるから」p212
譲が怨霊たちを鎮めたように、彼らの想いに報いることができるのは
「今生きている者」でしかないのだと直江は語る。
それは、今後彼らが激動の中で忘れかけ、
だがたどり着かねばならない答えだったのだろう。
2巻では千秋が初登場。
意地っ張り、千秋って結局「いいやつ」なのだ。
高耶の危機に直江を呼び、助けに入り、彼らを心配し…。
すべて割り切って飄々と生きている彼は、
どこか戦国の世のカラリと乾いた気質を残しているようにもみえる。
それにしてもこうして見返してみれば、
千秋修平、本作にはほとんど登場しない貴重な眼鏡キャラである。
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本編の感想じゃないけど…こないだ「美の巨人たち」で松本城の特集観て、俄然ナマで観たくなりました。
松本に行ってみたいなぁ…。
石川数正さんは本編に出てくるのだったかしら…?
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2冊目読了~
今回は千秋先輩初登場の回でした
ミラージュのなかではいちばん好きなキャラだった千秋先輩
初登場時は食えない二枚目的な存在ですが、やっぱり最初から世話焼きですね(笑)
今回は松本ゆかりの歴史をベースに怨霊退治してます。なんか某サイキックリサーチモノにかぶるな〜w
次巻は宗さまがでてくるとのことですが、いま思うと中高生向けに知名度の高い武将から出そうとしてたんですね。
当時はまったく気にもせずフーンって感じでしたけど
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自分が上杉景虎の換生者だと知らされた、高耶。しかし、まだ完全に信じたわけでも、受け入れたわけでもなかった。しかし、自分が「武田信玄」の怨霊だといわれるものの暴動を鎮めたのは現実で……。
二つの生の間で揺れる高耶は、再び平穏な日々を送っていた。
ところが、景虎の復活を知り、織田信長軍が動き出した。現代を、怨霊が争う《闇戦国》に変えようと、まだ復活できない信長に変わり、まずは森蘭丸が動き出した。
まだ、《力》が目覚めきっていない高耶を狙って次々と巧妙な罠が仕掛けられるが、高耶自身も、また直江もその罠の存在には気が付いていなかった。
一方、高耶が学校に遅れて到着したその日、昨日までいなかったはずの「千秋修平」と名のる男が、高耶の“親友”だといって紛れ込んでいた。
正体不明のその男の正体は……?
前作で、ある日突然、自分は違う人間だと言われ、いざこざに巻き込まれはじめた高耶。
今回も、受け入れられないままに、森蘭丸の引き起こしたいざこざに高耶は巻き込まれていくのですが……
直江の煮え切らない態度が酷いです(苦笑)
どうやら、高耶と直江の生まれ変わりの繰り返しの途中の人生に、取り返しのつかない様な出来事があったようで。
高耶自身は、景虎としての記憶が無いので忘れてしまっているようですが、直江自身はどうやらしっかり憶えている様子。そのことが、直江を強い態度に出られなくしている……。すっごくもどかしい思いをさせられます。
その過去ってなんなの!? と、直江の首根っこ掴んでがたがたと揺さぶりたい様な気持ちになりますが……。
これがこの物語の核になるものだと思うので、もう少し、種明かしがされるのを我慢しないといけなさそうです。
この作者さんお得意の、煮え切らない男とその男に思われてるちょっと無神経(鈍い?)男、という構図は健在の様です。
この煮え切らない男の、へたれっぷりはとんでもないので、かなり忍耐強くしてから読むことをお勧めします。
慣れると、この煮え切らないっぷりがクセになると思うんですが…。
私は、すっかり虜になりました。
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1997年読了。
歴史サイキックアクションで学園もの。
コバルトなのに主人公が男の子かー珍しいな、くらいしか思わなかった当時。
まさかその後あんな展開になるなんて!
譲も実はなんだかすごい奴なんじゃ…という伏線を張る巻。
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早くも織田が絡んでくるお話。
森蘭丸。可愛い顔してどえすな蘭丸。
綾子ねーさんと千秋登場です!好き!
おれには関係ないもう関わらない…とか言いつつも、がっつり関わってくれる千秋好き。
だんだん直江を必要とし始める高耶さんがとても愛おしい。
直江もまだ…大丈夫(笑)
無意識に見せる景虎様の片鱗が震えるくらいかっこいいです。景虎さまああああ!
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この巻で、動ける上杉夜叉衆が揃い踏み…以外と早かったわ。細かい部分すっかり忘れてるー(泣)
でも読みながら、やっぱり懐かしさ大爆発!そういや晴家、こんな登場だったなぁ( *´艸`) バイク乗ってたね…自分も乗るようになってから、まさか読み返すとは思わなかったよ(笑) 長秀もひねくれてるけど、ドSだけどイイヤツ!なんか同窓会みたいに賑やかで、晴家のキャラで一気に華やいだ印象だけど…一人悶々とする黒服の生臭坊主が( ・3・) でも、まだまだ健全で学園モノで、譲が側に居て高耶が少年らしくてホッとできる。
まぁその譲が、なんだかスゴい存在みたいだというのが垣間見える巻でもある。2巻で森蘭丸をぶっこんで来て、桑原さん飛ばすな~と思って読んでいたけど、加助たちの百姓一揆とか史実を丁寧に盛り込んでもくれる。なのに読みやすいし、流石の面白さで後半は一気読みでした!
高耶の頑なさの根源や美弥ちゃんも出てきて、野良猫っぷりをは発揮! 直江に甘えたいのにそんな自分を赦せないとか…。まだ17歳なんだから、大人を頼って良いんだよ~(ノ_<。) いやその男の本性は獣なんだけどね~(笑)
読みながら、その先を知ってるだけに妙な焦燥感と、でも束の間の優しい時間を惜しむような気持ちと。早く先を読みたいのに、その先が恐い…なのに読んじゃう私はきっとドM…(涙)
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今巻もアクションが派手で読んでいて楽しい。
少しずつ謎も明かされ始め、伏線部分も非常に良い。
個人的には晴家が非常に好き。
"彼らに報う手段を持っているのは、"今"を生きている人々です。我々が過去を正しく捉え、彼らを正しく理解することが、彼らに報いる最良の方法だと思います。そして、彼らの望んだ世のの中を"今"に実現するよう努力すること
それが過去の人々に報いる最高の手段だと、私は思います"
この台詞も、印象に残っている。
過去を変えることは出来ないというが、
実際の事象を変えることは出来ないけれど、今の人間が過去をきちんと認識することで過去を変えることが出来ると思う。
たとえば、新選組が人斬り集団だという認識が昨今で改められたことで
新選組に対する評価が変わるようなケースは
歴史を紐解く中で少なくないことだと思う。
過去に恥じない未来を今の人たちが紡ぐことが、歴史の重みを感じ
報いる最高の手段だと、私も思っている。
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・路上喫煙に、校則違反のバイク通学、未成年飲酒、はっきりとしたやの付くお仕事の記述…じ、時代だなあ……
・当時の腐女子は直江×高耶派と、高耶×譲派と、千秋×高耶派で三つ巴の戦いだったのだろうか……
・それにしても美祢ちゃんは可愛い
・ミステリとしてはあ~~~分かるわかるって感じだけども、早く3巻読みたい。