紙の本
雨の日をポジティブに
2023/05/28 19:06
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
これからの梅雨時期の読み聞かせにお勧めしたい1冊。
雨と言ううっとうしく暗い気持ちにさせる天気を、こんなに美しくポジティブに受け止められるのは絵と言葉の力だと実感させられる。
紙の本
ニューヨークの雨も日本と同じ音がするね。
2000/10/13 08:51
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投稿者:かれん - この投稿者のレビュー一覧を見る
この絵本の表紙の女の子は、表情がとても暗く 悲しいストーリーかな…
と思い、読まずに長いこと 仕舞っていました。
でも、実際読んでみたら、違いました(^^;;
モモは、ニューヨーク生まれの女の子です。
両親が生まれ故郷の日本の桃を思い 「モモ」と名づけました。
モモは2つの誕生日に もらった雨傘をさし、そして雨靴をはき、
今日初めて一人で歩きます。
「ぼん ぽろ ぼん ぽろ ぼんぽろ ぽんぽろ…。」
と、雨は 雨傘の上で不思議な音楽を奏でます。
このフレーズが子どもたちはお気に入り(^^)
ちょっと練習をしないと、上手く話せませんが…。
--- わたし おとなの人みたいに まっすぐ 歩かなくちゃ!
子どもは、傘ひとつで、急に大人になったような気持ちになるのでしょう。
傘を初めて自分の力でさせるようになった子どもたちへ この絵本をどうぞ。
紙の本
あまがさ
2017/05/24 08:01
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投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
あまださ。雨が恋しくなってくる絵本です。子供と一緒に読んで雨が降っていたらあまがささして散歩に行きたいです。
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モモは、ニューヨーク生まれの小さな女の子です。
モモの両親の生まれ故郷の
日本の桃を思い出し、名前を付けました。
モモの3つのお誕生日に
赤い雨靴と傘をもらいました。
嬉しくて嬉しくて、夜中も眺めていたくらい。
でも…なかなか雨が、
降ってくれません。
でも、ついにっ雨が降りました。
モモは嬉しくって、外へ出ます。
「ワタシ、大人の人みたいに
まっすぐに歩かなくっちゃ」
しっかりと傘をにぎりしめ、歩きます。
♪ ぽん ぽろ
ぽん ぽろ
ぽんぽろ ぽんぽろ
ぽんぽろ ぽんぽろ
ぽろぽろ ぽんぽろ ♪
雨傘の上では、雨が聞いたこともない
不思議な音楽を奏でていました。
大きくなったモモは、この小さな頃のコトを
覚えていません。
でも…。この日が、
モモが初めて傘をさした日。
そして、モモが生まれて初めて
お父さんやお母さんと
手をつながないで
一人で歩いた日だったのです。
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やしまたろうさんのキャリアは壮絶ですよ。日本プロレタリア美術家同盟に参加し軍事教練を拒否し、何度も検挙されたり、赤羽末吉氏(スーホの挿絵)に、デッサン指導したり、かの小林多喜二氏のデスマスクを描いたのも同氏です。その後渡米し、アメリカ暮らしの想い出を描いたのがこれ。お嬢さんの幼少の頃のお話です。雨音が音楽に聴こえます。この方の作品は「カラスたろう」が有名ですね。
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アメリカで超有名なやしまたろうさんの作品。あたたかな愛情こもった親の目が感じられて、ほんわか幸せな気持ちになれます。子どもはこうやってちょっとずつ、でも確実に大きくなっていくんだなぁ。[2005.03.16]
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三歳になるモモちゃんは誕生日にもらった傘がさしたくてたまりません。やっと降った雨にモモちゃんは…。反戦活動の末、アメリカへ渡った八島太郎さんの実話に基づくお話です。
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味のある絵本です。わたしも初めて傘を買ってもらった後、ずっとずっと雨が降らなくてもどかしい思いをした事が思い出されました。絵はちょっと怖いけど、大人になった桃を見た時は美しさにハッとしました。
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三歳のおたんじょうびに買ってもらった雨傘と長靴。
やっと降った雨の中、
おとなのひとみたいにあるかなくっちゃ、と
がんばって傘をさしている姿の
なんと初々しくいじらしいこと。誇らしげなこと。
読み聞かせるとどうしても涙がでるのでちょっと困る一冊。
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大好きな本です。
幼い頃母に読んでもらっていて好きな本でしたので、今は自分の子へ読んでやっています。
絵も素晴らしいです。
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三つの誕生日に赤い長ぐつとあまがさを買ってもらったモモは、雨の日が待ちきれません。
「おとなのひとみたいに、まっすぐあるかなきゃ」というモモが、とても可愛らしかったです。
雨音の「ぼん ぽろ ぼん ぽろ…」という表現も素敵でした。
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やしま・たろうさんについてどれだけ知っているだろう。ワタクシがその存在を知ったのは長女が生まれる前だった。味わい深い絵だ。原本は英語で書かれたはず。『からす』の本も再読しようかな。
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「こども心理学科」HP内、「教員リレーエッセイ」で紹介された本。
http://www.seigakuin.jp/contents/faculty/dcpd/essay/essay_04.html
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なんか、表紙から暗いおはなしかな?と思ってたけど、とんでもない!
女の子が長靴と傘をプレゼントしてもらって、雨が降る日まで我慢して我慢して
そして、ついに待望の雨が降ったら、お父さんやお母さんと手はつながず、一人で傘をもってまっすぐ歩くというデビューが待っていて!
我慢するというのも大変なのに、親の手を離れて1人でまっすぐ歩く・・・子どもの成長や子どもの持っている力をなんとなく感じた。
20141101伊豆大島の福祉まつりで購入。
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「からすたろう」の やしまたろうの絵本。
はじめて傘をもらったモモ。
雨が待ち遠しくてなりません。
傘をたたく雨の音。
大人みたいにまっすぐ歩かなくちゃ、と緊張する。
この絵本もご自身の体験(家族)のことでしょうか。
はじめて 傘をさして、大人に手をひかれず、
一人で歩いた日の事が あたたかいまなざして語られます。