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紙の本
見ず嫌い・読まず嫌いの人のための「指輪物語」
2004/10/26 21:59
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:わじゃ - この投稿者のレビュー一覧を見る
バカファンタジーは好きなんだけど、おおげさなのは性に合わないゆえ、世界最高のファンタジーと言われる原作にも作者にも、ましてやハリウッドだのアカデミー賞だのまったく興味のもてなかった私。「あれは一部が一番つまんないんだよ。だまされたと思って全部見てみ」という知人の言葉に、若干斜にかまえつつ、ビデオで見てみました。
指輪を葬ろうとする旅の結末。すごく悲しくて、リアルで、でも救いがあるの。それまでの数々のいやーな話(フロドの眉間のしわとか)は、すべてここに収斂されていた。物語ってそういうものなんだ。
これは原作にあたってみなければ。
すると。うわ! エルフ語の本まである(笑) エルフっていうのは物語に重要な役割を果たす妖精の一族で、北欧神話に出てくるのです。「指輪物語」は文学者で言語学者であるトールキンの研究の集大成みたいなもので、エルフ語の文字はトールキンが北欧の伝承物語研究の中で、古ケルト語をベースに創作したのだそうです。すごい人がいたんですねー。
原作は、話があっちにそれたりこっちにそれたりするところにかえって神話的な世界の厚みが感じられました。素朴な訳のおかげもあって、もっとゆったりして朴訥とした印象です。トールキンはこの古風な伝承物語風な語り口をわざとやってるのです。お話の中で、登場人物(ピピン)に、プルースト以降にありがちなくどくどしい情景の描写なんかをギャグっぽくさせてるくらいだもの。
映画の方は必死で話を進めないと終わらないので(笑)、もっとスピーディーで、ハリウッド映画らしく視覚的・直感的に訴えるつくりになっています。会話もすごく洗練されている感じです。ただし洗練されすぎてて、会話のひとつを聞き漏らすとあとで意味わかんなくなったりするので注意。
ファンタジーに抵抗がある人は、作家や物語が創作された背景からはいる楽しみ方もあるかも。いまさらトールキンや「指輪物語」やこの三部作の映画について、私などが語ることもないのは百も承知なのですが、私といっしょで、見ず嫌い、読まず嫌いの人もいるのではないかと思い書いてみました。ただいま、全6巻の原作の3巻目にとりかかり中。映画を見ておおまかなところをつかんでからトライするのがオススメです。
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映画の後に読むのも良し!
2004/04/04 14:07
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Clavat - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画「ロードオブザリング」もついに完結した。
私は映画好きということから、ロードオブザリンクをしり、
この原作「指輪物語」に興味を持った。
そして映画第1作の公開前に、原作を読み始めたが、とても難しい。
登場人物や、○○族といわれても、ピンとこない。
一度は原作を読むのを諦めていたが、映画を見終わった今、
また挑戦してみようと思って読み始めた。
するすると読める。確かに映画から原作という、
逆の流れを辿った私の場合、映画との違いに戸惑うことはあるが、
この250ページという第1巻を、2日とかからずに読んでいた。
原作では語られなかった部分が
映画「ロードオブザリング」のファンにとっても新鮮である。
そして、映画の結末は知っていても、ハラハラドキドキする。
そんな魅力を、原作から改めて感じることが出来る。
私がオススメしたいのは、特に「映画だけを見た人」である。
原作を読み始めていないあなた、ぜひ原作も読んで欲しい。
また、原作が難しいと思われて諦められた方には、
映画で、世界を理解してから原作へと帰ってきて欲しい。
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その輝きは色褪せない珠玉のファンタジー
2002/01/30 06:24
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かけだし読書レビュアー - この投稿者のレビュー一覧を見る
二十世紀、最も優れた書物はなにか? と英国の新聞が読者に対して行ったアンケートで堂々の1位に輝いたのがこのトールキンの指輪物語。その内容は壮大で、繰り返し読む度に新しい発見に出会える奥の深いファンタジー。
はじめにこの物語の序章ともなる、ホビットの冒険を読むと物語に入りやすいと思います。また文庫版に含まれていない「指輪物語 追補編」を後で読むと、この物語の深さに驚かされるハズ(そちらの方は物語の登場人物の後日談などもあります)。少し序章の説明などが長くわずらわしいかもしれませんが、読み飛ばしながらでも是非最後まで読んでほしい一冊。ずっしりとした奥の深い物語の魅力を存分に味わってください。
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ドラゴンクエストの先駆け
2002/02/09 11:54
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:蜜柑 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ご承知の通りこの本はあの有名なゲーム『ドラゴンクエスト』の元となった物語です。一巻の最初は物語に入るための説明等、少々退屈かもしれません。しかしながら、1巻半ばから冒険が始まり、あっという間に9巻まで読み終えてしまいます。映画を見る前にぜひ読んでいただき、また、『ドラクエ』をやる前にも読んでいただきたい本です。ぜひ指輪物語の世界へ引き込まれてみてください。
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おすすめです
2021/07/18 13:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かのま - この投稿者のレビュー一覧を見る
実は、大人になるまでタイトルは何度も聞いたことはあるけど、一回も読んだことがありませんでした。でもいつか読みたいとずっと思っていた本なので、おうち時間が増えた今、やっと手に取ることができました。大人になってからでも遅くない。子供から大人まですべての方にお勧めします。
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読んで良かった
2020/02/07 19:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:けろん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ずっと読んでみたいと思っていた指輪物語。とりあえず、旅の仲間(上)を読み終えた。映画を見ていないこともあり、ストーリーを全く知らない状態だったため、「ホビットって何?」からのスタートだった。ネットで軽く調べて、ホビットやエルフ、トロルなどのイメージがわかると、読むのが少し楽になった。それでも作品独自の言葉の多さにはずっと苦しめられた。この物語を読んだあとだと、他の本を読むのが非常に楽に思える。架空の世界を、あれほどまでに詳細に語れる作者はやっぱりすごいと思う。難解だった。でも、どうしようもなく魅力があって、読まずにいられなかった。たぶん、続きも読むと思う。
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もはや古典
2016/12/31 17:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:肋骨痛男 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ファンの間では有名ですが序盤の説明は冗長です、ただしそれも指輪物語の世界を構成するには必要不可欠、耐えるのみです。以後の多くの冒険物語の雛形となりました。
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次第に…しかし,ペース上がらず
2002/06/19 21:06
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エルボー - この投稿者のレビュー一覧を見る
序章のホビット族の説明等,なかなか読むペースが上がらなかったが,物語が動き出すと(ビルボが去ったあたりから)ぐんぐん引きつけられていった。
読み進めたい気持ちとうらはらに,書式のまずさで(特に会話文の「」の使い方;行替えの不統一や,二重の「」)思うように読み進められずイライラも。2巻は少し改善されているが,出版者側の努力を求めたい。
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ファンタジーのみならず、すべてのRPGの源流
2002/02/03 20:48
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:fujisaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画化を期に再評価が高まっている指輪物語ですが、SF/ファンタジーの分野のみならず、RPGにも大きな影響を与えています。世界最初のRPGであるD&Dは当然、その直接の影響の元に生まれたドラクエなども、指輪物語の子孫といえるでしょう。
このように大きな影響力を持つ作品がつまらないはずがありません。かつて、「映画化は不可能」とまで言われたのも、原作の偉大さ故です。
また、指輪物語は、単純に冒険譚としても傑作です。先に原作を読んでその世界に浸るのも、悪くないかもしれません。
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大人のための幻想文学
2002/02/15 13:03
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:死せる詩人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
指輪物語といえば2002年に日本でも映画「ロード・オブ・ザ・リング」が公開されることで評判になっている古典ファンタジィ作品であることは、言うまでもない。
このトールキンによる一連の作品群は交響曲が作られているくらい有名な作品であり、海外——特にアメリカやイギリス——では誰もが読んでおくべき本だと思われている。
しかしながら、アメリカに於いては「読んでないにもかかわらず、世間体を考えた上で読んでいると言ってしまう作品」の1位が指輪物語なのである。確かに、すでに50年以上も前に書かれた本である以上、最近の若者にとっては読みにくい文体だと想像するに難くない。
映画公開に先駆けて「指輪物語読んだ?」と聞かれたときに嘘をつかない為にも、読んでおくべき作品だろう。
さて、肝心の内容と言えば、本書はこの後9巻まで続くリングサーガの導入も導入、ほんの入り口に過ぎない。前書きの変わりに書かれている「ホビットに関する論文」の部分は、好きなものにとっては面白い部分ではあるが、はっきりいって迂遠冗長極まりなく、軽く読んでみたいだけの人にはお勧めできる内容ではない、読み飛ばしても物語に大きくかかわりはしないので、ほうっておくべきだろう。
そこさえクリアしてしまえば、あとはスイスイ読み進むことができる。ぜひ皆様に大人のためのファンタジィを楽しんでいただきたい。
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RPG経験者は読んでおきましょう
2002/04/02 02:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:choco - この投稿者のレビュー一覧を見る
指輪物語→Dungeons & Dragons(テーブルトークゲーム)→ウルティマ、ウィザードリー→ドラクエ→ファイナルファンタジー、という流れになります。ホビット・ドワーフ・エルフといった氏族、職業、アイテム、イベント、アライメントといった要素は、RPGの原型を作ったといえる作品といえるのではないでしょうか。ネットゲーム全盛の今だからこそ、押さえておきたい作品。映画もこれを読んでからの方がずっと楽しめます。
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相性が悪くて
2017/07/23 13:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画を見てから何度も読破にチャレンジしていますが その度に挫折しています。とにかくこの文章が苦手です。相性が良くないようです。そのうち新しく訳して貰えませんかね。
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翻訳がダメだ!
2004/07/12 01:54
8人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:レジック - この投稿者のレビュー一覧を見る
私の場合は読んでいて風景が浮かんでくるんだけど、ちょっとこの指輪物語は
文章が上手じゃないですね! 訳がよくないのかな? もの凄く読みにくい!
登場人物が『〜だす』とか言ってるし。すらすら文章が読めない。映画と違って
フロドを旦那と呼ぶサム。フロドはおっさんか?
でも、原作があってあの大作映画が誕生したんだね。
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三度目の正直?
2003/06/14 11:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:本集め大好き - この投稿者のレビュー一覧を見る
今まで何度も挫折した1巻をやっと読破しました。これもやはり映画のおかげか? 読んでみると、ちょっと古くさい訳があり、フロドが映画より原作のほうが年をとっているのでちょっと印象がちがうようですが、これからの冒険が期待できそうです。
今回は評価保留ですが2巻も楽しく読めそうです。
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その世界観にまず酔いしれて
2002/01/22 23:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:水歩 - この投稿者のレビュー一覧を見る
古典ファンタジーの大物であり、魔法使いや剣士といった人物が中心のRPGゲームの源流ともいえる作品。心の中でそっと、魔法や妖精、冒険を愛する大人の方にこそぜひ読んでもらいたい。ホビット族のフロドの指輪探しの旅と、著者トールキンの創造する幻想と翳りの世界へ、どうぞ旅立ってみてください!
とにかく一度、手に取ってじっくり表紙を見てください。美麗で不思議な世界を描いた表紙の絵と、随所に金色を使った本の装丁はそれだけで、物語へと引き込む力を持っています。外見も中身も本当に素敵な、ファンタジー好きにはたまらない作品です。