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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:1995/03/07
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社文庫
  • サイズ:15cm/294p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-185966-8
文庫

紙の本

仮面山荘殺人事件 (講談社文庫)

著者 東野 圭吾 (著)

8人の男女が集まる山荘に、逃亡中の銀行強盗が侵入した。外部との連絡を断たれた8人は脱出を試みるが、ことごとく失敗に終わる。恐怖と緊張が高まる中、ついに1人が殺される。だが...

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仮面山荘殺人事件 (講談社文庫)

税込 704 6pt

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商品説明

8人の男女が集まる山荘に、逃亡中の銀行強盗が侵入した。外部との連絡を断たれた8人は脱出を試みるが、ことごとく失敗に終わる。恐怖と緊張が高まる中、ついに1人が殺される。だが状況から考えて、犯人は強盗たちではありえなかった。7人の男女は互いに疑心暗鬼にかられ、パニックに陥っていった……。【商品解説】

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書店員レビュー

ジュンク堂書店京都BAL店

これでラストか?と思...

ジュンク堂書店京都BAL店さん

これでラストか?と思わせておいて、どんでん返しを仕掛ける古典的な構造が用いられているにも関わらず、そのラストには思わず唸らせられました。
本格推理小説を読み終わって驚くことが出来るのは、読者が作者の仕掛けた伏線に気付かないからだろう。本作も例外ではありません。全く気付きませんでした。コレに気付いた方はかなりのツウですね。
とにかく、東野圭吾の本領が存分に発揮されていることは確かです。「山荘」という一つの場所だけで読者を引っ張ってゆく力、そしてラストの壮大なアクロバット。とにかく読んでみて下さい。

京都BAL店文庫担当

ジュンク堂書店難波店

みんなのレビュー779件

みんなの評価3.8

評価内訳

紙の本

想像と違うベクトルをゆくミステリー

2021/12/30 23:56

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:TOTO - この投稿者のレビュー一覧を見る

犯人は誰かを想像して読み進めていたが、まさかのまさか、虚をつかれたような気分だった。結末が大どんでん返し、作者と設定を信用して読まないこともまた一手だと学んだ作品であった。ボリュームに対しての衝撃はすごい作品だ。

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紙の本

犯人もトリックも最後まで全然わからなかった!

2023/12/10 17:02

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぴー - この投稿者のレビュー一覧を見る

初めて東野圭吾さんの作品を読みました。小説を読むのが苦手だった私でも、すごく読みやすかったです。読みながら自分でも様々な登場人物を疑い、犯人探しをしていたのですが、最後は「そうだったの!?」という予想できなかった結末でした。トリックを明かした後には、一気にさ〜っと終わっていく爽快さもいいですね。また違う作品も読んでみたくなりました。

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紙の本

まさかの結末

2022/03/20 14:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちゅらり - この投稿者のレビュー一覧を見る

とても読みやすい本でした!
登場人物は多いけれど混乱したりせずストーリーにのめり込めました。
犯人を予想しながら読んでいたのですが、まんまと騙されました。

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紙の本

どんでん返し!

2020/10/07 17:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:gunners - この投稿者のレビュー一覧を見る

白夜行などドラマは見たことはあるが小説として東野圭吾さんの作品は読んだことがなく初めて東野さんの小説を読ませていただきましたが、本当におすすめです。読み進めても私は犯人はなかなかわかりませんでしたが、犯人が判明してからもまだどんでん返しで最後まで楽しめます

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紙の本

評判を裏切らない名作

2020/07/13 19:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kissho - この投稿者のレビュー一覧を見る

これは間違いなく面白いです。仕掛けが分かった時の爽快感(敢えて爽快感と書きました)、こんな作品にたくさん出会いたいもんだと思える作品でした。

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紙の本

感動

2008/04/07 01:02

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あん - この投稿者のレビュー一覧を見る

「今回はこういう手で来たか」という感じ。気持ち良く最後まで騙されました。
まるで舞台劇のようにストーリーが進行します。
誰が犯人か?いつ終わるのか?とハラハラしつつ、自らも謎解きにチャレンジ。
ラストには良い意味でホッとしました。こういうミステリーがあっても良いんじゃないかと。

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紙の本

衝撃

2021/07/18 11:32

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:メロンクリームソーダ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この作品を読む人は、とりあえず先入観なしに読んだ方が楽しめると思います。めちゃくちゃ衝撃的な終わり方でした。

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紙の本

大ドンデン返し!

2020/12/26 09:26

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る

最終幕で大ドンデン返し!面白かったです。実は途中、犯人はもしかしたらと思ったのですが、その犯人を暴くための舞台装置、トリック、展開に驚きました。表題の「仮面山荘殺人事件」と「幕」で表現されたチャプターにヒントがあったのですね。東野作品には油断も隙もありません。それにしてもある意味、完全犯罪を遂げた犯人はあまりにも酷い人間。確かに罪には問えませんが、この程度の罰で良かったのでしょうか。ところで、解説で嘆いていた折原先生のリベンジ作品を読んでみたいと思いました。

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紙の本

どんでん返し

2020/06/09 18:28

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まさがき - この投稿者のレビュー一覧を見る

文字通り、大どんでん返し。
ですが、それだけではなく、やはり人物それぞれの性格描写やエピソードの巧妙さが印象に残ります。面白いです。

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紙の本

仮面の在処は最後に

2020/01/22 23:47

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:テトラ - この投稿者のレビュー一覧を見る

その題名からいわゆる“嵐の山荘”物を連想するが、確かに本書はそのジャンルに類いする物である。
が、しかし館の関係者が外部に出られない状況というのが突然の強盗の襲撃と篭城という非常に特異なシチュエーションであるのが、この作家を他のミステリ作家と一線を画する存在にしている。そんな緊張状態の中での殺人劇という、実にアクロバティックな手法を繰り出す。

強盗襲撃という心的疲労に加え、殺人事件の勃発とさらに関係者の心労は募る。従って次第に人格者であった彼ら・彼女らの精神状態も脆くなり、泥沼のやり取りが繰り広げられる。
まさしく「仮面」を被った者たちの饗宴だ。

しかしそれらは典型的な密室劇のフォーマットに則った展開とも云える。
しかし東野氏はさらに読者の想像の上を行く。最後10ページ弱の中で明かされる大どんでん返しに読者はしばし呆然とするに違いない。

最初私は、“嵐の山荘物”といい、題名といい、あまりに本格ミステリど真ん中の内容にちょっと面食らった。
というのもこの前に発表した『宿命』から人の心の謎に焦点を当てた第2期東野ミステリの幕開けを確信しており、それ故、今回も人間関係の綾と心の謎がメインのミステリになると思ったからだ。
しかし最後の真相に至り、やはり東野氏の興味はそこにあるのだということを再度確信した。

正に「嵐の山荘物東野風変奏曲」とも云えるこの作品。ここは素直に作者の入念な企みに拍手を贈ろう。

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紙の本

複雑

2013/07/07 22:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆみぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る

何だか 複雑で 面白い

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紙の本

うんうん

2021/04/02 08:37

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちょびリッチ君 - この投稿者のレビュー一覧を見る

はじめの話は何だったのかって感じでしたけどそこがすごく大事でした。
すごく面白かったです。
やはりいいね~

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紙の本

クローズドサークルもの

2017/04/04 17:02

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:cocoon - この投稿者のレビュー一覧を見る

犯人を当ててやった!動機も当ててやった!と得意になって読み進めていたら、なんと、、、汗。
全部ひっくり返されてしまった!

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紙の本

好きになれないのかもしれない

2015/03/26 09:42

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:september - この投稿者のレビュー一覧を見る

こんなんありなんかなぁといつも東野圭吾作品は思うところがあるけれど、 そのなかでも最たるものがこれではないか。いたく釈然としない私はいつになっても東野圭吾作品は好きになれないのかもしれない。

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紙の本

題名に力が入らないと…

2004/07/10 16:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:luke - この投稿者のレビュー一覧を見る

「仮面山荘殺人事件」東野圭吾。老主人の山荘に集まった人々は事故死した娘の関係者だった。娘は結婚式を1週間に控えていた。集まった山荘に銀行強盗をして逃亡している二人組みが侵入する。人質となった人々だが監禁中に殺人事件が起きる。事故死した娘と関係有るのか? 徒労のような推理劇が始まるのだ。
 面白い構成で楽しめるのですが、結構先が読めた読者も多い事と思います。バレてもバレたなりに楽しめるのですが、意外な設定の割には驚きは少ないのですね。つまり虚構の世界では無さそうだけど大いにあり得る設定でして、現実には有りそうだけど無い話なんですね。Mission Impossible なのだ。どの様に展開していくかは仕方によって成否が問われるわけですが、まずは成功なのでしょう。動機が希薄そうに見えますが、結婚前の男女、男でも女でも揺れ動く事はあるようですから、むしろ結婚式直前だからこそとも言えそうです。こういった場合、乃南アサ氏や小池真理子氏だったら逆の復讐劇がありそうですね。

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