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紙の本
アジア人留学生の壁 (NHKブックス)
著者 栖原 暁 (著)
「留学生10万人計画」は挫折に終わろうとしている。期待したほど魅力がなかった日本留学。アジア人留学生の率直な声を聞き、日本社会の変わらざる差別意識や閉鎖性を問う。【「TR...
アジア人留学生の壁 (NHKブックス)
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商品説明
「留学生10万人計画」は挫折に終わろうとしている。期待したほど魅力がなかった日本留学。アジア人留学生の率直な声を聞き、日本社会の変わらざる差別意識や閉鎖性を問う。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
栖原 暁
- 略歴
- 〈栖原暁〉1948年北海道生まれ。一橋大学社会学部卒業。東京大学大学院人文科学研究科修士課程中退。財団法人アジア学生文化協会留学生相談室長。著書に「留学生受け入れと日本社会」など。
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アジアの中の日本に思う
2002/07/30 00:49
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投稿者:ヒロト - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は、1983年に出された、「留学生十万人計画」を中心に、アジア諸国からの留学生に起る日本国家からの障壁について述べた本である。主に、私費留学生に起る障害として、住居問題や保証人制度などの矛盾など、私たちも考えなければならない問題が、実際のグラフなどとともに、多数提示されている。これらの問題を国として解消しない限り、日本は、本当の意味での先進国、そして国際化を達成できないであろう。このような問題を考え、外国人(特に近隣アジア)から見た日本が見えてくるのではないでしょうか。これからは、経済だけでなく、いろいろな意味で、日本がアジアのリーダーシップを取れるよう考えなければならない問題が多数あると思います。その一つが、外国人留学生に対する政府の対応なのではないのでか。この本を読み進めることによって考えてみてください。