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商品説明
「超時と没我」に続く、ここ10年あまりの対話集第2弾。文学の可能性を次代に託して倒れた戦後文学の同志たちについて、また、激動の時代における作家の使命を、現在活躍中の作家たちと語る。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
埴谷 雄高
- 略歴
- 〈埴谷雄高〉1910年台湾生まれ。戦後、雑誌『近代文学』創刊。小説家、評論家。著書に「死霊」ほか多数。
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紙の本
跳躍と浸潤
2002/01/10 21:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:7777777 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ここのなかに収められている埴谷雄高氏と大江健三郎氏との対談は、非常に魅力的なものである。大江氏がノーベル文学賞をもらう前の対談だ。それゆえにこの二人の対談は魅力的なものであり、また、二人の文学的姿勢をうかがうことができる。
大江氏は論理的であり、埴谷氏は論理を超えた、非論理において物事を捉えている。論理的であるということはどういうことかというと、それは構築的であるというであり、反対に、非論理的であるということはどういうことかというといわば老境に達したということである。
この二人の文豪のアウフハーベンした対談が読めてこの値段なら安いものだ。