アメリカが嫌いですか(新潮文庫)
著者 阿川尚之 (著)
ご存じですか? 湾岸危機という現実から逃避せず、議論を尽したアメリカ国民の、痛みを伴うあの選択を。――幼時に出合った様々なアメリカ人、法で成立するこの多民族国家で過ごした...
アメリカが嫌いですか(新潮文庫)
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商品説明
ご存じですか? 湾岸危機という現実から逃避せず、議論を尽したアメリカ国民の、痛みを伴うあの選択を。――幼時に出合った様々なアメリカ人、法で成立するこの多民族国家で過ごした青春、そしてアメリカン・ロイヤーとなった著者が肌で接した、無数のたくましい個人で構成された国。「普通」のアメリカ人との深交を通じて描く、「嫌い」と答える前に知りたい素顔のアメリカ。
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あたたかい目で描かれたアメリカとの出逢い
2001/03/08 10:46
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る
湾岸戦争で金だけだして血を流さない日本人は卑怯だと世界中からズバリ本質を突かれて返す言葉を失っていた日本。その時のわだかまりが沖縄で起きた米兵による女子高生暴行事件により一気に噴出。朝日新聞の音頭で嫌米ムードが高まる中、ちょっと待ってよと親米派の著者が書いたのがこの一冊。現在バリバリに活躍中の著者が実は中学でネフローゼを患って長期入院したとかの青春のエピソードも満載。弁護士として再度渡米しワシントンで生活を始めた頃の情景描写も美しい。素直な目線で眺めた米国論は万人にお薦めです。