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  • カテゴリ:研究者
  • 発行年月:1996.11
  • 出版社: 名古屋大学出版会
  • サイズ:20cm/377,29p
  • 利用対象:研究者
  • ISBN:4-8158-0303-X
  • 国内送料無料
専門書

紙の本

ダーウィンの時代 科学と宗教

著者 松永 俊男 (著)

科学はどのようにして宗教から分離していったのか? 常識化された科学と宗教の闘争史観を排して、元来宗教と一体化していた科学が、イギリス自然神学の中から分離・自立していく過程...

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ダーウィンの時代 科学と宗教

税込 4,180 38pt

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商品説明

科学はどのようにして宗教から分離していったのか? 常識化された科学と宗教の闘争史観を排して、元来宗教と一体化していた科学が、イギリス自然神学の中から分離・自立していく過程を、ダーウィンの進化論に即して究明する。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

松永 俊男

略歴
〈松永俊男〉1939年東京都生まれ。東京大学の理学部生物学科と文学部哲学科の大学院をそれぞれ修了。現在、桃山学院大学文学部教授。著書に「ダーウィンをめぐる人々」「近代進化論の成り立ち」など。

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紙の本

ダーウィンの時代における科学とキリスト教の関連を探る

2001/03/06 08:46

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:三中信宏 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本書のタイトルは『ダーウィンの時代』となっています。私は本書の新刊広告を見たとき、「またダーウィン本が出たか」と、はっきり言ってあまり気にとめませんでした。それくらい、近年になってダーウィン関連書籍の出版は相次いでいます。おそらく2009年のダーウィン生誕200年を頂点として、ダーウィン産業の隆盛はこれからまだまだ続くでしょう。
 しかし、実際に手に取ってみると、本書はけっしてただの「ダーウィン本」ではありませんでした。序章も含め全8章から成る本書のうち、ダーウィン自身そして彼の進化論に関する記述は最終章だけです。むしろ本書の目標は、ダーウィンが活動していた「十九世紀イギリスにおける科学と宗教の関係に注目し、両者が自然神学によって一体となっていた状況から、それぞれ独立した別個の領域と認識されるようになったいった過程を追跡」(p.i)することにあります。
 「本書の内容のかなりの部分は[キリスト]教会史に属」(p.375)しているという著者の主張からもわかるように、著者がとりわけ集中的に議論したのは、キリスト教に根ざした「自然神学」の系譜と、イギリスにおけるキリスト教内の教派対立がこれにどのように関わってきたかという点です。ダーウィンの進化論をはじめこの時期の生物学者や博物学者の研究活動は、キリスト教のさまざまな影響を直接的・間接的に受けてきたわけですから、本書の内容は私にとってたいへん役に立ちました。とりわけ、日本語の類書ではあまり取り上げられない、キリスト教会史についての突っ込んだ議論は参考になります。

【目次】
序章:科学と宗教に関する研究展望
第1章:イギリス自然神学の成立と発展
 1.自然神学とはなにか
 2.科学革命と自然神学
 3.自然神学の確立
 4.ペイリーの自然神学
第2章:地質学の発展と自然神学
 1.ウェルナーとハットン
 2.バックランドの地質学
 3.歴史地質学の発展
 4.聖書地質学の反撃
 5.ライエル神話
第3章:ブリッジウォーター論集
 1.論集の成立事情
 2.論集の内容
 3.論集の受容
 4.スコットランド福音派の自然神学
第4章:広教会派と高教会派
 1.イングランド教会の状況
 2.ケンブリッジ広教会派
 3.聖書批判学の導入
 4.オックスフォード運動
 5.オックスフォード広教会派
 6.イギリス科学振興協会の設立
 7.ゴーラム事件とその波紋
第5章:『創造の自然史の痕跡』の衝撃
 1.『痕跡』の背景
 2.『痕跡』の内容
 3.『痕跡』の反響
 4.世界の複数性論争
第6章:『論文と評論』の反響
 1.著者たちとその論文
 2.三大評論誌の書評
 3.非難の渦
 4.宗教裁判
 5.科学者たちの反応
 6.コレンゾウ事件
第7章:『種の起源』の反響
 1.ダーウィン進化論の形成
 2.ウィルバーフォース主教のダーウィン批判
 3.ダーウィニズムの受容とキリスト教
 4.科学と宗教の分離へ
 5.イギリスの特殊性
あとがき
文献解題
人名索引

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