紙の本
内容紹介
2003/11/06 20:58
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投稿者:bk1 - この投稿者のレビュー一覧を見る
Tシャツの上に黒の革ジャン、懐には銀のナイフを忍ばせ、美しいその顔には常に瞳を隠すサングラス……彼女の名はソーニャ・ブルー。彼女には、人の目には見えぬこの世界の真の姿を見ることができた。この世界に重なって存在する〈真世界〉、そこは吸血鬼、人狼、オーグルが人の身体をまとって闊歩する驚くべき世界だった。そして彼女こそ、この〈偽装者〉たちを次々と倒してゆく、怖るべき力を秘めたハンターであった!
英国幻想文学賞、ブラム・ストーカー賞受賞。吸血鬼小説の枠からはみ出した、現代的な傑作ダーク・ファンタジイ。
紙の本
現代のアメリカを舞台にした女吸血鬼もの
2002/04/02 21:02
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投稿者:かけだし読書レビュアー - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公は黒い皮ジャンとスリムジーンズとミラーのサングラスを身につけた美貌の女吸血鬼ソーニャ・ブルー。生きながら吸血鬼となった彼女は、この世の真の姿「真世界」を見る能力を持っていた。そこは吸血鬼、人狼、人食い鬼などの「偽装者」たちが人の身体を纏って闊歩する恐るべき世界。彼女は現代に巣食う異形の者を狩りながら、人としての未来を奪ったモーガンに復讐を誓う。
シリーズ第一弾。美貌のクールな女吸血鬼、現代の街を人の姿をして歩く悪魔や人狼、奇跡を起こすキリスト教原理主義系のTV伝道師など、怪しげな世界が魅力的だ。主人公のソーニャも人としての理性と吸血鬼の本能から生まれた二つの人格を持ち、絶えず煩悶する。シリーズの一作目とあってか、主人公が吸血鬼になるまでのあらましとそれまでの生活が回想録で語られる場面があるなど、少し動きがなく退屈な部分もあるが、エロとグロとバイオレンスが交錯する禍禍しい世界が好きな人にお薦めしたい。英国幻想文学賞、ブラム・ストーカー賞受賞作。
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ゲーム感覚でドキドキわくわく!
2001/01/31 02:19
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投稿者:ららべる - この投稿者のレビュー一覧を見る
死から蘇った美貌の吸血鬼ハンター、女吸血鬼ソーニャ・ブルーが活躍するシリーズの第一作目。自分を襲い魔の世界に引きずり込んだ吸血鬼モーガンに復讐を誓い、次から次へと吸血鬼を狩る姿が圧巻! 現代の世の中に徘徊する魔物たちを相手に息もつかせぬアクションとソーニャの心の葛藤が小気味よくスピーディに展開される。従来の古臭い吸血鬼伝説をくつがえす新しいこのシリーズは全ての吸血鬼フリークに大絶賛をあびている。
英国幻想文学賞、ブラム・ストーカー賞受賞! 読み応えたっぷりのダーク・モダン・ファンタジー! まずはこの第1作目を味見してみていかがでしょうか?
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<ミッドナイト・ブルー> 吸血鬼モノは数あれど、“ソーニャ・ブルー”は、Tシャツの上に革ジャン、スリムジーンズに踵の低いブーツでキメたカッコイイお姉さん系。 彼女を吸血鬼に変えたモーガンに復讐を誓い、吸血鬼ハンターとして立ち上がる。 都会的だけどファンタジーという世界がとても魅力的な作品です。
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女吸血鬼ソーニャ・ブルー・シリーズの第一作。自分を吸血鬼にした相手を探して復讐する…というマンガチックな展開で、軽く読めて楽しめます。
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吸血鬼というモチーフは、さまざまな小説家に日々の糧を与えてきたが、本作もまたその一つ。ブラッディで官能的で暴力的なのだけども、主人公の生い立ちと、それに連なる二面性、そして女性であるということがいい方向に緩和剤となっていると思う。物語の間に挟まった生い立ちの章が長くて中だるみだけれど、それ以外は一気に読ませる勢いがあった。◆裏表紙に主人公をハンターだと紹介しているが、ハンターという生業でもなく、かといって巻き込まれるだけの正当防衛でもない、なんとも言いがたい位置に彼女はいる。それゆえに、勧善懲悪のような薄っぺらい物語に終わらないのが魅力だろう。◆続編はすでに何冊か発表されていて、翻訳・販売もされている。ここはひとつ読まねばなるまい。いったいいくつのシリーズを読み始めるんだろうね、俺は。
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英国幻想文学賞/ブラム・ストーカー賞受賞 今までにない発想でストーリーが展開していく『Tシャツの上に黒の革ジャン、懐には銀のナイフを忍ばせ、美しいその顔には常に瞳を隠すサングラス・・・・・』
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規格外な吸血鬼にして美貌の主人公、ソーニャ・ブルー。生い立ちからして普通じゃないねんけど、ちょっとパンクな感じもあり、世界観もキレイに決まってて、吸血鬼モノの中では大好きな作品。
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バンパイアハンターモノ。
わが身を吸血鬼にした男に復讐するために戦う女性の話。
雰囲気モノなので、こういう世界観に入っていけないと読んでいて辛くなる。なのに文章に無理矢理読み手を世界に引きずり込む力はなかった。
「バイオレンス&セックス」という謳い文句も看板倒れ。少しもどきどきわくわくさせてくれなかった。
文章も平板だし、キャラの掘り下げも浅いし、キャラ同士の絡み方も希薄だし。
「過激」というのなら、もう少し突き抜けた描写があっていいのに。
続編が出ているけど、それを読みたいとは思えない1作。
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ブラム・ストーカー賞(スティーブン・キングが取りまくっておりますが)の煽りにつられ、結構期待して手に取ったが話しが解かりにくく残念。 途中クロードが簡単に殺されたときは読むのを止めようかと思ったが、何かオチがあるかもと結局読んでしまった・・・・。で、次の巻へと進む自分が少し敗者の気分。
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女性が主人公のヴァンパイア物。
古典的な雰囲気はなく、現代的パンクファッションに身を包んだ主人公がカクール。
スピーディーなアクション描写、ヴァンパイア物につきものの性描写も適度にあります。
シリーズを通しての表紙もいいです。
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ヒーイズレジェンドで地獄の家の前日譚が面白かったのでシリーズ4冊まとめ買い。これは俺にはまったく合わなかった。なんとか最後まで読んだケド、あと3冊はたぶん読まないだろう。
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かつてハマった吸血鬼もの3部作+外伝の1冊目。美貌のヴァンパイアハンター、ソーニャブルー。自分を吸血鬼にした宿敵モーガン卿を探しながら地上の吸血鬼を次々と退治していく。Tシャツに革ジャン、そしてミラーグラスを掛け、懐には銀のナイフを忍ばせている。むちゃくちゃカッコいい!闇の勢力に敢然と戦いを挑む痛快冒険ホラーの傑作
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ファンタジー分類になってるけど
サイバーパンク系に近いんじゃないかな。
別世界を見る、というソーニャ・ブルーの力からしても。
ただしかなりきついのはこの使い分けの描写が
あまり明確でないということね。
なので展開が進んでいきすぎて何これ?と感じてしまうのです。
今回はソーニャと同じ力を持つ
悪徳宗教活動家が相手となります。
そのまがまがしさはコイツが消えゆく時にハッするエネルギーでも推測は容易ですね。