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紙の本
顔のチカラ
2003/06/16 00:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yurippe - この投稿者のレビュー一覧を見る
「論より顔。目に見える事実が重要なのだ」—女性誌や週刊誌の映画評などで活躍中のイラストレーター兼エッセイスト、石川三千花さんが数々の有名人を例にとり独自の「顔論」を展開します。
“リッチなクール・ガイ”が売りのリチャード・ギアをクワが似合う「農夫顔」と断じ、マイケル・ジャクソンのスター根性にエールを送りつつも「恐怖のろう人形顔」との評を下し、田中真紀子さんの有無を言わさぬド迫力の顔力を分析するなど、ふんだんなイラストつきで「顔力の持ち主」たちを面白おかしく徹底追究。「顔面ウォッチャー」を自認する石川さんの的確な批評に舌を巻きながらも、冴え渡る毒舌に抱腹絶倒です。
顔に内面が出ようが出まいが、どちらでもいい。
見たままが、すべてだ。
性格が悪くたって、顔が時代にマッチしていれば一流のモデルになれる。
ゴージャスな装いをしていても、ビンボ臭い顔ではしょうがない。
もっとわかりやすいのは、格闘技やヤクザもんの世界。
顔つきで勝負はついている的に、顔の力がものをいう。
大なり小なり、人の顔はそれ自体が発する力を持っているものだ。
(文中より)
心理学者メラニアンの法則によれば、人が初対面の相手に抱く第一印象は約6秒で決まるそうです。その第一印象の内訳は、顔や服装などの外見から得られる視覚的情報=非言語が90%以上を占め、話の内容=言語は6%程度であると言われています。つまり中身よりも外見、というわけです。したがって石川さんが主張している「論より顔」は心理学的にも至極まっとうな提言。本書は世間に根強く蔓延(はびこ)る「人は中身だ!」の呪縛から、読み手を気持ちよく解放してくれます。
顔で人を判断するような人間は薄っぺらだ、という一般論のもと、何となく反論できず肩身の狭い思いをしているメンクイの方々にオススメの一冊です。読後、私も堂々とメンクイ道を邁進しております。
紙の本
やっぱり顔よね!
2001/03/07 22:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:emis - この投稿者のレビュー一覧を見る
なぜだか、人の顔立ちについてアレコレ言うのは「良くないこと」のように思われている。だけど「人間は顔じゃない」なんてマジメな顔で言う人は、あんまり信用できないと思っていた。
私は男も女も、顔で選ぶ!そう、ダンナも顔で選んだ。そんな私は、この本がとっても面白く読めた。やっぱり人は「みてくれ」が大事。顔から受ける印象はかなりな確率でその人の内面を表していたりする。
それにしても石川さんの顔識眼はすごい。田中真紀子でも、デビ夫人でも、ダイアナ妃でも、言いたい放題ブッチギリだ。イラストもたっぷり、楽しめる一冊。